④地方(田舎)に住むときの注意

2010.01.18(16:57)

 皆さんは田舎をどうイメージしていますか?のんびりしていて、人がほがらかで、優しく、空気が良くて、水も美味い、すばらしい場所と考えていませんか?今述べた、半分以上は間違った認識ですので、あしからず。農業を始めるときにみんなが苦労する田舎住まい。その実態と、私の経験からの注意点を書いていきます。ちなみに書いている田舎の人たちは年齢は50才~90才ぐらいの人です。若い人はそんなに感性が変わりませんが・・・・、「朱に交われば赤くなる」というように、都会に住んでいる人とは微妙に違います。

(1)田舎の人たちは、基本的にケチ
 まあ都会にもケチな人はいますが、田舎はその比じゃないです。小作人時代からの名残かどうかは知らないですが、モノや土地に異常なこだわりが見られます。まず自分の土地にあるモノは全て自分のモノで、石ころ一つ人にあげるのも惜しがります。そのくせいつも、誰かが何かを盗ったと被害妄想になっている人も多いです。ですから、もしこの人たちからモノを貰ったら、その日か次の日には、お返しをしましょう。少しでもお返しが遅れると、回りの住人に礼儀知らずと触れ回ります。だから「何かモノを貰ったらすぐに何か返す」というのを徹底しましょう。

(2)田舎の人は、お調子ものが多い
 田舎に行き、新規就農してよくあるのが、機械の貸し借りです。これは特に気をつけましょう。結構大問題になるケースが多いです。新規就農してすぐで、回りの住人に挨拶を、して事情を説明すると、何件か「ウチはもうあんまり畑はやらないから機械を貸そうか?」もしくは「機械でやってあげようか?」ということを言ってくる人がいます。ここで素直に「じゃあお願いします」と言って、借りたり、やってもらったりすると・・・・・、大変な事が起きます。まず機械を借りて、返します。すると、 「機械が壊れた。修理代を払え」、「ガソリンが満タンになってない」、「汚れがきちんと落ちてない」、「やっぱり使うから、貸せない。」等々。特に機械を壊した修理代云々は、お金が絡んでくるので、ヤバイです。自分が借りた時は壊れていなくても、返してしばらくたった後「お前の使い方が悪いせいで、壊れた。」なんてことも。トラクタークラスだと修理代ン十万請求されることもザラなので、本当に注意しましょう。裁判沙汰までいった人もいるので。もし「機械を貸そうか?」といわれても、柔らかく、丁寧に断りましょう。機械は自分で新品を買うのが一番です。自分で買って、壊したり汚したりしても、気持ちがずっと楽です。誰かに貸しを作りながら、ハラハラしつつ機械を使ってもキツイだけですので。
 農地のことも同じです。「もうやめたから、すきに使っていい」とか言われて契約もしないで、耕していると、急に惜しくなり、「やっぱり返してくれ」と言われることも多々あります。なので、どんなに調子のいいことを言われても、鵜呑みにしないで、しっかり裏をとりましょう。農地は絶対契約しましょう。きちんと農業委員会か第3者を通して、書類を交わしましょう。そうすれば急に追い出されたり、地代が跳ね上がることもないでしょう。

(3)凄い排他的
 どんなに地方にとけ込む努力をしようが、消防団に入ろうが、田舎の人たちは仲間と認めてくれません。これはもはや風習に近いモノがあり、あきらめざるを得ません。私は千葉で農業を始めて3~4年ですが、未だに名前でなく東京モンと呼ばれ、あまつ物珍しさで農業をやってる、みたいな眼で見られてます。まあ、もう慣れましたが。近くのサーフィンショップなどもこちらに越してきて36年になりますが、まだ地元の人とは認めてくれないそうです。ちなみに、地元の人と認められるには、江戸時代ぐらいから住んでないとダメみたいです。東北のほうはもっと凄く排他的というのを聞いたことがあります・・・・。これはもう開き直って、続けるしかないですね。いかに悪い噂をたてられようが、逆に良い噂を立てられても、困ったときは本当に近い人たちしか助けてくれません。極端な話、地域の人たちとは、近からず遠からずで付き合いましょう。

次は今回の番外編になる「地方行政をあてにするな」です。
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