農家はもうすぐいなくなる?

2010.09.09(08:36)

農家の高齢化はずーと問題にされていますが、その農家の減り方が尋常じゃありません。2005年から2010年の間に農業から離職した(死亡や仕事の関係で)数がなんと75万人!!この数凄くね? ただでさえ農業人口なんて日本全人口から比べても1,7~8%ぐらい。それなのに、たった5年で75万人もの人数が農業を辞めるとは、どうすんねんコレ。まあその農業に就いてる数も結構怪しいですけどね。第一に専業と、兼業分けて数えてるのかなあ。専業農家は読んで字のごとく、農業で暮らしていますので良いのですが、兼業農家のほとんどは、税金対策で農業をやっているようなモノですし、補助金や農地を転用してそれを売ったり貸したりして、暮らしています。それだけだと外聞が悪いのでちらっと米や自家消費野菜を作ってるだけです。これを農家と呼んで良いのかどうか。
 なので本当の農業人口は無茶苦茶少ないはずです。もうそれはヤンバルクイナとかツチノコみたいに。いわゆる絶滅危惧種ってヤツですな。これからも農業人口はもっともっと減ります。どんなに自給率や跡継ぎやなんやと叫んでも国や自治体が1ミリも動かないので、変わりません。よく「国に頼らないで、自分で何とかしろ」というような言葉を聞きますが、農業に関しては農地があってナンボのモノですから、その農地が動かない限り、新規就農は増えません。その農地は国の定めている農地法によって縛られていますから、個人でどうこうできる問題じゃあありません。例えどんなに私が新規就農を増やそうと色々な試みをして、若い人に農業技術を教えても、基本的な農地が無いわけですから、意味がありません。確かに休耕田や耕作放棄地は、日本は死ぬ程あります。しかも増えてます。それでも土地を持ってる地主は売りませんし、貸しません。売ったら、補助金や税金控除を受けられませんし、貸したらいつか農地を取られるのではないかという不安が強いため、貸しません。自分たちが戦後の農地改革で地主から農地をタダで奪ったように。
 その他に新規就農が増えないのは、農業がキチンと農業で暮らせるシステムになってないのです。サラリーマンのように定給(定休)が貰えなくて、労働内容が以上に厳しい、そんな職業誰がやります?だから誰も継がないでしょう?それなのに農家が減っているとマスコミが少々騒ぐだけ。そんなの一般人にとっては対岸の火にしか過ぎず、一眠りしたら記憶の彼方に消えるでしょう。
 私はこのままで良いと思います。完全な日和見主義ですが、ここまで農業が荒廃すると、手が付けられません。ですから、もっともっと農家が減って、にっちもさっちもいかなくなったら、少しは国が動くでしょ。いつもそういう国です。日本は。
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