農家戦線異常アリ

2010.07.02(21:22)

農家の売り先が現在激変しつつあります。今までは親の都合通り市場や、直売所に卸せば良かったのですが、景気の悪化、農協の衰退、地方の弱体化などが重なり、農家自身の生き残りがかなり難しくなってます。私も地元で農業を営んでますが、そのように実感したのは最近です。
   というのも私の地元では、大きなスーパーやショッピングモールなどが無く、小さなスーパーと数店の直売所しか存在しませんでした。しかし今年に入って急に大手のスーパーが乱立し始め、いままでの商売戦線が激変し始めました。まず割を食ったのが地元のスーパーと直売所です。桁違いの資本力と追随を許さない、値段設定で他を圧倒していきました。地方というのは野菜や米は安くて当たり前、貰うものだと考えていますから、中国産だろうがベトナム産だろうがしったこっちゃありません。ようは安ければ良いのです。
 そんな中私は農家仲間で地元の直売所に降ろしている人達に、「あんな巨大資本が来たら太刀打ちできないから、売り先をもっと考えた方がいい」と口酸っぱく、しつこいぐらいに言ってきましたが、聞き入れられる事はありませんでした。向こうの言い分は「良い物は必ず買う人がいるから大丈夫」・・・・・・・・、ブハッ、そんなやつぁこの地方にいねぇ!オイオイオイ、大丈夫かなぁキミタチは。頭がさ。この過疎化しまくったド田舎村に一体どれほどの本物嗜好がいるのかネ?おおっと言い過ぎた。確かに本物嗜好で良い物だったら多少高くても購入するという人は確かに存在する。しかし地方で存在したとしても極僅か。都会を本物嗜好の人達の数を100とすると、地方は0.00000000000001ぐらいだよ?いや、ホント。だからボーとしてると、あっという間に大手の波に呑まれて、売り先が無くなるよ?農協はほとんど使いものにならんし。さあどうする?こんな地方で握り金玉して、いつまでも親父の言いなりで暮らせる日々もそう長くない。なにせ日本の農業はもう手遅れなんだから。もうごく僅かの専業農家が何を言おうと、ちょっとした政治家が動こうと、何も変わらない。これはあきらめているのではなくて、間に合わないだけ。その中で生き残るのだから、一念発起しないと。


・・・まあそれでも動かないだろうな。ここらの農家はそんなモンだ。そんなんでずーーーーーー~~~と暮らしてきたんだから、変えられんわなぁ?
 現在また大手のスーパーが今度は24時間営業で参加してきます。まあいい、私には1ミリも関係ない。助言もしたし行動もした。しかし動かなかったのはアンタ達だ。さあ始めようじゃないか、生き残りを賭けた、農業サバイバルゲームを。

スポンサーサイト

コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://mame564.blog110.fc2.com/tb.php/54-73b25c6a