一人でも張れる、マルチング

2017.03.18(18:00)

前から言われてた、私なりのマルチングの張り方です。短い間隔なら適当に張れますが、長い20m以上となると、たるんだり、曲がったりします。それらをしないでピシっと真っ直ぐきれいに張るためにはちょっとしたコツと道具が必要になります。



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上の写真が私がマルチング張るのに必要な、主な道具です。順に説明していきます。


①マルチング・私はほとんどの作物を幅95センチのマルチで張っています。中央ライン付きがなお良いです。

②土嚢袋(重要)・マルチングを伸ばした時に押さえる役目になります。ちょっとやそっとで飛ばないように、中には畑の土がミッシリ入ってます。

③中央を決める紐(重要)・これもないと張れません。タコ糸や、丈夫な紐で真っ直ぐピンと張れる紐ならなんでもいいですが、少し太めの方が見やすくて、やりやすいです。

④鍬(重要)・使いやすい慣れているモノが良い。私のはホームセンターで10年前に購入した980円のやつを愛用してます。柄が長く、刃先が軽いので、多用してもあんまり疲れません。近隣の婆さんたちが使う鍬は、柄が短く、刃先が鋼とかでできていて、重くて使いにくく、しかも1万円以上するので、微妙です。

⑤ハサミ・これはマルチを切るためのもの。100均ので充分。

⑥間隔を決める棒・マルチとマルチの間隔を決める棒です。最初はメジャーで決めてたんですが、出し入れが毎回すげえ面倒くさいので、長さを計った竹を使用してます。ちなみに、マルチの間をピッチリ狭くしたいのなら、120センチ。耕運機を入れたい幅にするなら、150センチです。これは95センチマルチを使用した場合です。長さの支点は、マルチの真ん中から真ん中までの、長さです。

⑦マルチングの中に通す棒と、それを引っ張る紐・これは写真を参考にして下さい。これを立派にしたのが、販売してますが結構高いので、購入する必要は無いでしょう。廃材で充分。

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それでは張っていきます。これも順番で。

①耕運機をかける・浅くざっとでOK。

②風が強すぎない日を選ぶ・あまり風が強いと、マルチが煽られまくるので避けましょう。

③ 間隔棒を使い、マルチの始点を決める。・これをしないとまず曲がります。最初の1枚目は支点が決めにくく曲がりやすいですが、あんまり曲がらないように努力します。

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④マルチを3~5m伸ばして張る・これくらい伸ばしておくと、引っ張ってもズレにくいのです。

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⑤マルチを張りつつ、最終地点まで持っていく。

⑥土を入れた土嚢袋を重しでマルチに置く。

⑦真ん中に合わせた紐を張る

⑧マルチが煽られないように、ずれないように、何か所か土を仮置きする。

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⑨片側ずつ、交互に張っていく・風や煽られ方で具合を見つつ、一気に張る。

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⑩ハサミで切り離して完成!

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以上です。細かいコツはまだまだありますが、あとは自分で経験して、昇華させてください。10~20枚も張れば、かなり身に付きます。とにかく、起点をしっかり決めれば、そう大幅にはズレません。この方法なら50メートルはキレイに真っ直ぐ張れると思います。



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コメント
ほぼ1人で農業を営んでおります。
(今年で5年目になります)
農業を始める時からこのブログを拝見し参考にしております。

百姓 参之介さんは畝を立てないのですね。
どの作物でも同じように畝を立てないのでしょうか?
畝を立てると時間も労力もかかるので、
何とかならんものかと考えておりましたが、
畝なし(平畝)で行けるのあれば、楽になりそうですね。
僕も一部の品目で畝なしで、やっていますが、
やはり畝を立てて、マルチを張っています。
畝の効果をもっとよく考えてみてもいいかもですね。
参考になりました。
【2017/03/19 16:34】 | hama #- | [edit]
>hamaさん。
そうですね畝はたてません。土壌が砂地というのもありますが、土壌改良(といっても堆肥を撒く以外の事はしていない)しまくったおかげで、水はけが劇的に変わり、土砂降りの次の日でも、地面がぬからないにまでビフォーアフターしました。ちなみに同じ砂地の隣の畑は、逆に水がいつまでも抜けません。あれはトラクターのかけすぎプラス苦土石灰の撒きすぎですな。

畝を立てるメリットは、やはり水はけをよくするためなので、その水はけが大丈夫なら畝はいりません。まあ、それも作物によりますがね。サツマイモとか、根菜系は私も畝立てをします。耕運機のオプションで一気にできるのであんまし苦労は無いですが。
トマトや、オクラ、トウモロコシは、畝立ては必要ないですね、落花生も。

肥料の撒き方も私は特徴的なので、そこいらへんもそのうち載せます。
【2017/03/19 17:09】 | 百姓 参之介 #- | [edit]
マルチは張るよりはがすほうが大変じゃないですか?特に栽培期間の長いものです。
【2017/03/19 23:10】 | ショーン #- | [edit]
耕運機と言うのは、トラクター的なものですか?
どこのメーカーの何馬力くらいのものを使われていますか?
これから新しく10aくらい始めようと考えた場合、これがオススメというものはありますか?
【2017/03/22 21:24】 | #- | [edit]
> 名無しさん。
私のは7馬力でクボタのベジマスターです。30万前後で新品で購入しました。トラクターは持っていません。
今年で使い始めて8年目ですが、3年に1回ぐらいどこかしら壊れて修理代が5万前後かかります。

10アールでこれから農地を増やさないのであれば、そこまでの機械はいらないでしょう。
耕運機にしろ、管理機にしろ、日本は基本的に農業機械がボッタクリ値段なので、新品で買うにはかなり覚悟が必要になります。
キチンと整備してあるのならば、中古の耕耘機でも十分でしょう。自走式で無い、タイヤがついていないのでも10アールならば十分です。近くの農機具屋さんに中古の出物が無いか、相談してみるのも良いでしょう。ヤフオクとかで、安く購入しても良いのですが、そこそこ整備できる自信と、ハズレを掴まされないようにしなくてはなりませんから、結構考えどころです。
【2017/03/23 16:27】 | 百姓 参之介 #- | [edit]
参之介さん、マルチ張りの記事UPありがとうございました。
大変参考になりました。
土嚢袋は目からウロコです。

そういえば種子法成立がヤバイですね・・・
【2017/03/24 09:42】 | ヒミカ #- | [edit]
長期間展開していたマルチをはがすのは大変ですね。

押さえていた土が固まっていてマルチがちぎれたり
端からはがしていくとだんだんと土が盛り上がってもうワヤですわ。

農業者のブログを見ていくとなるほどという方法があります。
1.作物がある程大きくなると押さえていた土をどけて少なくする。
  作物が大きいと風でめくれ上がることも少なくなる。
  (参之介さんの記事にあったかもしれません。)
  私はこの方法でやっています。
2.残渣を取り除いたあと、カッターで畝の中央あたりを二分割してはがすと
  土が盛り上がらない。
  今年はこの方法も試そうと目論んでいます。
【2017/03/26 17:20】 | 小松菜 #- | [edit]
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