新規就農のススメ

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販売の再確認

 新規就農者にとって農地探しにの次に大変なのが、販売場所探しです。直売所は前にも述べたように、かなり安売り競争と他の生産者との兼ね合いがが難しいので、悪くはないのですが、より良い売り先は都会にあると書いてきました。しかしこの事については多少変更点があります。
 
私は先日とある組織が開催している、朝市のような農産物即売会を見学しに行きました。場所は東京の青山や原宿など東京の一等地です。テレビや雑誌にも紹介されたこともあり、たいそうな賑わいでした。人通りも激しく、ひっきりなしに人の往来がありました。私もこれならかなりの売り上げが見込めるだろうと考え、心躍らして出店者達に話を聞きました。ところが返ってきた言葉は予想外の事ばかりでした。まず大体の出店者が「思ったより売り上げが伸びない」や「人通りは多いけど買っていく人は少ない」などいまいち伸び悩んでるカンジのする答えでした。冷静に往来している人をよく見ますと、確かに買い物をしている人は少ない気がします。みんな立ち止まって眺めたり、触ったりしていますが、実際買うとなるとそのまま通り過ぎてしまうお客が多いかも。あれぇ?こんなに人が出てるのなら買うお客も相当な数じゃあないのか?ああ!?そういえば、原宿も青山もエライ若い人の町で、野菜の袋をぶら下げて歩いている人は見たこと無いぞ。確かに大根やネギをぶら下げて歩くのも、なんかこの町では滑稽なカンジが・・・。あとここには近くに大きな住宅街や団地が存在しないから、客層が違うのかも。それにほとんどの人が電車で来るからデカイ商品(米や大根、カボチャなど)はスゴイ邪魔くさい。重いしねぇ。あぁなるほど、私は地方に住んでいるせいか過疎化を目の当たりにして、人がいないから商品の数がでないイコール売れないと思いこんで、人が多ければ多いほど売り上げがそれに比例すると思いこんだのかもしれない。もちろん人の数は重要だけど、それだけじゃあダメってことですな。
 まとめますと、通る客層が若すぎるとそこまで今の若い人は料理をしないし、食材にあまり興味がなさそうだから、売る場所は都会は都会でもそのど真ん中ではなくちょっとはずれた住宅街の多い商店街や駅近のほうが良いということ。あと、何か定期的にイベントに出店するのなら事前調査はしっかりとやらないと。せっかくガソリン代、高速代、ショバ代を払って出店したのに売り上げが大したことないのなら、出ない方がマシですから。キッチリ損切りしないと。まあこういうところで、何か宣伝や募集をしたいのならいいかもしれませんが、私とは主旨が違います。私は売り上げが第一ですので。
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