農地利用状況調査を実施した結果

2016.12.26(16:46)

国がやっとのことで、耕作放棄地についての解消にポーズだけでも示すとして、私たち全国?の農業委員に地域の農地事情が実際のところどうなってるんだ、ちょっと調べておけや、というお触れがきました。今年の4月くらいにはその話がウチの行政に届いていたらしいのですが、実際に委員会で議題になったのは、なんと10月も下旬に入ってから、急きょ私たちに調べてくれというお達しが出ました。んで、締め切りは何時かね?と聞いたらとにかく早く出してほしいけど12月中旬までには提出してほしいのこと。とは言っても、ウチの狭い地区でも農地の数は3万個以上。それを農業委員の頭数割にしても結構な数。なんでもっと早く私たちにやらせなかったのかと、行政側に聞いてもしどろもどろで、答えがよく分からん。私なりに他の人の意見も聞きつつまとめてみると。つまり、最初は国からの要請は、適当にやるやる詐欺をかまして濁してごまかしてたらたら、県からも早よやれやと、催促が来てあわててこの時期になったらしい。私はこの地方では外部のモノなので細かい農地や地番がよく分からないから、前回行った調査の見本はないかと、行政に尋ねたら、戦後農業委員会ができてから初めての試みなので、データも見本も無いし、やり方もよく分からんとのこと。おいおい農地の状況チエックなんて委員会の基本仕事だろ?それさえもやらないなら委員会の存在理由なんて、無いようなもんですな。まあ、毎回冷暖房の効いた会議室で、アホ丸出しスーツを着て、10分で委員会が終わる簡単なお仕事ですから?


 前置きはこんな感じで一応私も自分に割り当てられた、農地を一つ一つ調べて来ました!結果はというと、95%以上は耕作放棄地でした。私が担当したところはまだ平地が多く、農地としては比較的拓けている地区なんですが、それでもこの耕作放棄割合。専業でやっている農家はほぼゼロで、家庭菜園程度の農地がほとんど。アレ?私の地方ってもしかしなくても農業終わってる?惰性にもなっていない農業に、平均年齢が80歳以上。打つ手無しじゃん。しかし最初はクソ面倒臭い仕事だと思いましたが、こうやってじっくりほっくり農地を調べると、色んな発見や、出会いがあり結構面白かったです。農地の地図を見ながら歩いていると、うへえ、こんな所によく畑や水田を作ったなあとか、この先農地があるはずなのに、道が無えとか、いきなりため池があって落ちそうになるし、地図上では山の上に畑があるはずだけど、登る道がないしグーグルアースで見ても見つからなかったり、登下校中の小学生に通報されかけるし、農業委員の帽子を被ってたけど、普段から存在が無い利権組織だからこういう時困りますね。それでも、怪しまれながら農作業中の爺さん婆さんたちに話を聞いたら、皆さんこの地方の農政に不満がありまくり!もちろん行政側にもね。議員も議会も不透明すぎるとか、行政公務員が全然働いて無いとか、農業委員なんていらないだろ!?とかね。いや、全くもってその通りです。本当はね、私達委員も、議員もこういう一般の人たちの話を、普段から一件一軒、一人一人聞いてあげなきゃあいけないのよ。選挙の時だけすり寄るんじゃあなくてさ。それは今の政治にも言えますがね。ここまで国民の声を無視した政治も珍し・・・くはないか。戦前も似たようなものかしら?話は逸れましたが、昔の農家は凄いネ?自分の住居よりも優先して畑や水田を作ってさ、いくら食料管理法があったとしても、ここまで開墾しなくてもなあ。現段階でほぼ耕作放棄地だけどさ、例えこれから少しこの国の農業が上向きになっても、こういう細々した山裾にあるような、山奥にあるような農地はもう触らない方がいいんじゃあないかな。なるべくまとまった日当たりのいい農地を優先して、復活させた方が、色々な意味で管理しやすいよ。んで、そういう細かい農地は、農地指定を外すべきだね。管理上も税金上も非常に面倒くさいことになるからね。

 ということで、今回の農地調査は非常に有意義でした。行政側の無能っぷりがもう少しまともなら、もうちょいスムーズにいったのですがね。来年もコレやるのかなあ?










さて、今年もあとわずかになりましたが、今年も色々ありましたね。相変わらずオリンピック問題が騒がしいですが、これを聞いていっつも思うのが、もう毎回オリンピックはギリシャでやれよ、ということ。一部の利権団体のために、何で一般の人まで巻き込むんやねん。大体アマチュアの祭典なのに、金かけすぎ。参加する自分たちの自費で運営費を賄えや。だってさ、普通は市民マラソン大会とか柔道大会とか、参加する人達が参加費を払ってやるわけでしょ。プロじゃなくアマチュアなんだからさ。オリンピックもそうあるべきだと、思うんだけどな。

 年金もやはりというか、70歳から75歳ぐらいからの支給になりそうですねえ。私の世代はほぼ貰えませんね。今の平均健康寿命が70歳ちょい。うん無理だわ。これは国家的な詐欺だと思うんですがね。強制じゃなくてせめて任意にしろよ。ここまで社会保障が破綻してくると、正社員の強みがだんだん薄れて来ますね。これは・・・✫、いよいよ農業時代到来の予感。だってね、下手に奨学金を借りて、ムカチャッパ大学出て、ハイパーブラック企業に就職して、寿命と、精神削りながら、高い家賃を払い、物価の高い都心に住んでさ、朝7時~22時ぐらいまで働いて、時給換算したらコンビニバイトより低い月給貰って、正社員だからーという言葉にごまかされて、会社を辞められずに、歳を重ねるよりも、地元で農業した方がいいかもねえ。


そういや、こういう農業のやり方もあります。参考までに↓

http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e6%b0%97%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e8%be%b2%e5%ae%b6%e3%81%ae%e6%89%8b%e5%8f%96%e3%82%8a%e5%8f%8e%e5%85%a5%e3%80%81%e3%81%b6%e3%81%a3%e3%81%a1%e3%82%83%e3%81%91%e3%80%81%e3%81%a9%e3%81%ae%e3%81%8f%e3%82%89%e3%81%84%ef%bc%9f/ar-AAjOhjB#page=2

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コメント
お久しぶりです。
以前コメントさせて頂きました、若者です。いつもタメになるなと思いながらブログを見させてもらっています。
私事ですが研修生を辞退しました。やはりあの後少し我慢して続けていたのですが、日に日に奴隷化されるばかり。こんなんじゃ農業が嫌いになりそうだと思い、役場に辞退届けを出しました。
もちろん受け入れ農家さんとはもめましたが、一番酷いのはやはり役場で何の関係もないという顔をされました。
補助金をもらった以上、残りの数ヶ月を他の農家で研修するのか、7ヶ月という少ない農業経験でもダメ元で農地を借りたいと農業委員会に訴えるのか。
今思えば補助金というのはただの足枷にしかならない事がよく分かりました。
まあなにはともあれ、早く自分のやりたいように農業が出来ればと思うばかりです。
今後もこのブログを参考にさせて頂きます。
【2017/01/02 12:40】 | 若者 #- | [edit]
>若者さん。
私は研修先を辞めたのは良い判断したと思います。貴重な若い時間をそのようなブラック農家の下で、色々消耗するなんてもってのほかです。昨今のブラック企業蔓延も、企業側の責任が最もですが、そこに勤めている、社員側にも問題が多々あると思います。日本人特有の会社を辞めたら即死亡(人生が)みたいな風潮が海外ではありえない過労死なんて現象が起きるわけです。いくらブラック企業と言えども、従業員がほとんど辞めてしまったら経営が維持できないのですから。これはブラック農家にも言えます。このような貴重な新規就農者に旧態依然とした態度を取り続ける、これでは地方に若い人が来なくなるのも当然です。悪評はあっという間に広がります。ですのでこんなファッキン研修先はマッハで辞めるのが大正解です。

行政は、どこの地方も基本的にそこらに落ちている石ころよりも遥かに役に立たないので、相手にするだけ時間と心の無駄のムダムダです。とは言ってもどっかしら接触はあるので、あんまり我慢しないで、付き合いましょう。彼らに悦明するときは、幼稚園生に教えるより細かく且つ丁寧に教えないと、伝わりませんので、要注意を。そして研修先のことも、行政の担当者の名前もすべて記録につけましょう。記録と録音がベストですけどね。私も農業委員に出席するときは、絶対録音機を持っていきます。それくらい、アホが多いとこなので、何言われるか分かりませんから。

農業は農地さえあれば、後は自分の力量でいくらでもなんとかなります。ですからくじけないで頑張って下さい。
【2017/01/02 15:58】 | 百姓 参之介 #- | [edit]
大変でしたね。若者さんの判断、管理人さんのコメント、そのとおりですね。ブラック研修先が多すぎです。役場の無責任さ。私は、陰ながら応援するしかありませんが、頑張ってください。
【2017/01/07 17:27】 | ゆきおちゃん #- | [edit]
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