新規就農のススメ

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日本の農家、農薬使いすぎィ

この国の単位面積あたりの農薬使用量は、全世界でブッチギリギリの1位というのは業界では有名?な話です。かの農薬ジャカスカ中国よりもサイレントスプリングなアメリカよりも、日本はそれらを抜いての単独首位です。最近それらを裏付ける出来事が起きました。
 近くの農家の婆さんが私を呼ぶので、今度は何やねんと思い近づくと、手動の農薬噴霧器から農薬が出ないと騒いでいます。つまるところ農薬が噴霧できないらしいです。婆さんが言うには新品を購入したばかりだから、壊れるはずがない、でもなんで出ないのか分からないので、ちょっと見てくれないかとのこと。見てみると、小型の簡単な噴霧器。こんなの単純なモノ、壊れる要因がねえだろと思って色々いじってみても、確かに出ない。う~んと考えつつ、フタをゆるめて容器の中を見ると・・・、とんでもない光景が!!


なんと農薬が原液のまんまデロデロの状態で入っていました。こういう農薬は普通1000倍~2000倍で薄めます。そんなのを原液そのまま。ハチミツぐらいの粘度なので噴霧器は詰まりまくります。婆さんは農薬が古くて、薄いと効かないないと思ったのと、小学校中退だから何倍に薄めるとかよく分からなかったと言い訳こきますが、そういう問題じゃねえ。こんな濃度の農薬をかけた作物を、普通に直売所とかに出荷してるから恐ろしい。これで直売所は新鮮で安心安全だって?ど・こ・を、どう見て安全なんでしょうねえ。しかもこのバアさん、以前も高濃度の農薬を撒いて作物を枯らした恐怖な存在。ええぃ、地方(痴呆?)のバアさんは化け物か!というぐらい農薬を使います。しかも脅威なのはこの婆さん単体のみならず、近隣の農家、ハウス農家もこんな感じなんだよなぁ。とにもかくにも、現在の農家さんは害虫に対するアレルギーが凄まじく、僅かな虫害も許せません。これは農協の出荷規格が為せる業なのか、それとも消費者がキレイなのを欲しがった結果なのかは分かりませんが。とにかく使います。種類を細かく変えつつね。いつかの現代農業に載っていた、トウモロコシの早出し~なんちゃらの記事で、虫害を抑えるために収穫までに農薬の種類を変えながら、計7回撒くと書いてありました。いや、だから撒きすぎだっちゅうの。これで何も検疫、検査されないで普通に市場へ流通されるから危険どころじゃあないよね。
 海外から輸入されるモノは何かしら検査が入ります。が、国内はそんなん一切無し。よく中国が農薬関係で槍玉に挙げられますが、抜き打ちで大田市場かなんかの野菜を調べたら、凄い結果が出るんじゃないかしら。それに中国を擁護するわけじゃあないですが、あそこの国は沿岸部に金持ちが集中していて、貧しい農村部にそんなクソ高い農薬をジャカスカ撒けるだけの財力があるとは思えませんがね。実際に見ていないので、なんともわかりませんが。
 農業にとって、農薬は悪ではない。そんなことは百も千も承知ですが、それでも使いすぎな感じはしまくります。前にも書きましたが、農薬に関しては人体への臨床試験を一切しておりません。それで安全かどうかは全く分からないわけだ。日本は世界中で禁止されつつあるネオニコチノイド系の農薬を未だに使用しております。これもすんごく恐いんですがね。目に見えない放射能も確かに恐いですが、目に見える農薬は更に恐い気がしまくりますね。
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5 Comments

家庭菜園を超えたプチ農家  

農薬神話ですね

初めまして、いつも勉強させてもらってます。
農薬の件、使えば使うほどきれいな作物ができるという神話みたいなものが年配者を中心にありますね。
当地方は、花卉栽培中心のビニールハウスばかりです。
花卉なら食べるものじゃないから農薬を特別気にする必要はないですが、それでも雨の後毎に散布してますね。やれ病気が、カビが・・・と。
私は、施設を持たない露地栽培で野菜中心ですが、逆に病気や虫があまり出ないので農薬散布も栽培中に1~2回ほどするかどうかというくらいで済んでいます。

2015/11/19 (Thu) 08:58 | EDIT | REPLY |   

kamejiro  

No title

百姓之助さんはじめまして。私は神奈川県で新規就農をめざしているものでブログ参考になります。リンクさせてもらいましたのでよろしくお願いいたします。
百庄之助さんはどこかで農業研修をうけられたのですか?

2015/11/19 (Thu) 18:13 | EDIT | REPLY |   

長崎の研修生  

No title

こんばんは
今回は興味深い農薬のお話ですね
農薬に関しては 農家によって さまざまな考えがあるようですので
いろんな意見がきいてみたいですね
私はイチゴをつくっていますが イチゴを収穫後にすぐに食べるという行為には実は抵抗を感じますし人にもすすめたくありません
イチゴは洗うと味が落ちる とか いいますが
それは 濡れた状態のままたべるからです
きちんと水気を取れば関係ないとおもいますので
ぜひ イチゴは洗ってから食べてほしいのです
イチゴは ほぼ毎日収穫するので
農薬をかけた次の日に収穫 ということも少なくありません
もちろん それが許される農薬を使うのですが
やっぱり気にはなりますし 実際に 消費者がそれを知ったら
どうおもうだろうか?と想像するのです
まぁ イチゴに農薬は欠かせないことも事実ですけどね
消費者に堂々と言えないことがある というのは
なんだか 騙しているような気がしないこともありません笑

2015/11/21 (Sat) 20:56 | EDIT | REPLY |   

百姓 参之介  

Re: No title

> kamejiroさん。
返信がすげえ遅れました。申し訳ないです。

リンクはじゃんじゃんバリバリ張って下さい。すんごいありがたいです。

研修はほんのちょっぴり受けました。何故か望んでないハウス農家ですが・・・。まあでも全く時間の無駄というわけではありませんでしたがね。あらゆる面での反面教師になったので、悪い意味ですさまじく勉強になりました。ここからですね、私のアンチハウス農業になったのは。なので私の農法はほぼ純度100%独学です。実践農業あるのみでやってきました。やはり実践に勝る勉強はあり得ないですね。研修は全て無駄とは言いませんがね。よくよく考えて師事する場所を決めた方がいいです。とある農業研修生なんかは、師事してた農家さんが潰れてしまいました。潰れる農法教わって、どうすんだってかんじですね。私なら研修はしません。それよりも1日も早く自分で農地を借りて、耕作した方が1兆倍勉強になります。

2015/12/01 (Tue) 17:52 | EDIT | REPLY |   

岩手@ネギ屋  

No title

はじめまして、兼業でネギ屋をやってる岩手県民です。
いつも記事の更新を楽しみに待ってます。
さて、某国農村部の金の無い輩が~なのですが、聞いた所によるとカラクリがしっかりございます。(聞いた話なのでドコまで本当かわかりませんが。)
某国の農薬は1世代前のニホン国産でございます。国内使用禁止品目を商社が大量に集めて隣国に売りつけます。よって日本の法律により使用禁止になった農薬は隣国でバンバン使われるわけです。無償提供みたいなもんですな。グリホサート(ラウン○アップ)も他国では使用禁止品なので日本でも使用禁止になるのは時間の問題なので市中に出回っているのが回収大陸流れ→使用方法なんざ守らんので奇形児がばんばんでまくるわけです。

大陸行った事ありますけど、、、何作ってるかわからん化学工場の脇で普通に野菜作ってましたよ。横には緑とピンクのどぶ川。命がいくつあっても足りないなって実感しました。実際奇形ばっかりですよ、あの国は、これからさらに増えるでしょうし。おっと、脱線しましたがそれではまた!

2016/02/01 (Mon) 16:17 | EDIT | REPLY |   

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