新規就農のススメ

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農家を継ぐべきか

以前「農家の跡継ぎは何故継がないのか?」というのを書きましたが、この記事に対して農家の皆さんから厳しい意見やお叱りが結構ありました。私としては、農業を始める場合は新規就農に比べて、親や親戚が農業をやっているほうが、農業に就きやすいということだったんですが・・・。どうも農家の子供は農業を継がなきゃダメ!みたいな内容に取られたみたいですね。私も以前の記事を読み直しましたが、こりゃあそう取られれても仕方ない内容かな。とにかく私が言いたいのは、ゼロベースで農業という特殊な仕事に就く場合は、何かしら農家に関係している人のほうが、農業に就きやすい、ということです。
何度も書きますが、農家の子供、親戚だから継がなきゃいけないなんてのは、私は1ミリも考えていません。継ぎたければ継げばいいし、嫌なら、キツイなら、苦しいなら、継がなければいいだけです。今の時代、親の仕事を継がなければいけないという法律はありません。江戸時代じゃあないんですから。それでもこういう事を書くと、また「農家を継ぐのが嫌でも、しがらみやどうしても継がない場合もある。あなたみたいな気軽な気持ちでやっている人に、この苦しさが分かるのか?」とか言われそうですが、正直その仕事の苦しさや辛さは本人しか分かりません。私がどんなに理解しようと努力しても、人の気持ちなんてその当人しか分からないのですから。
 親が農家で何世代も前からの農家でも、儲けが無い、生活ができないなら継ぐべきではありませんし、農業そのものを辞めるべきです。私の代で農業を潰すべきでは無いという考えはあるかもしれません。それでも暮らしていけないなら、それこそ本末転倒ですので、潔く辞めるべきです。中途半端に兼業農家も微妙だと思います。逆に辞めずに無理して農業を続けて、その苦しみをそのまま自分の子供に継がせるんでしょうか。自分の代で負の連鎖を断ち切るべきです。借金してまで、パートにお金を払ったら自分の儲けが無くなる、そんな農業こそ辞めるべきです。そんな状態で続けるのは何か妙な契約でもしてるとしか考えられません。
 それでもどうしても継がなきゃいけない場合は、少しでも経営努力をして、それを改善しましょう。それで無理だったら辞めるしかないでしょ。しつこく書きますが、農業はボランティアでもありませんし、聖職でもありません。単なる職業の一つでしかありません。この転職時代、農業で食べられなかったら、さっさと転職したほうが得策だと思います。
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