新規就農のススメ

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暑さを甘く見ない

毎日毎日毎日アホみたいに暑いので、作業は進まないし、食べても飲んでも痩せるし、オッサンになtってから暑さが堪えます。炎天下を帽子かぶらないで走り回る子供達を見て、素直に若さはスゲエと感心するこの頃です。それにしても相変わらず熱中症で倒れる、または死亡する方が後を絶ちません。そん中で農家の倒れる割合も結構多いです。毎年変わらず暑さは到来するのに、人一倍暑さに慣れてるはずの農家さん達がバタバタ倒れます。しかも年配の方だけではなく中年30~40代の方も微妙に亡くなってます。何故農家は暑さが年内でMAXの時にわざわざ農作業をやろうとするのでしょうか?
農家の熱中症になるパターンが、田畑の草刈です。ハウスも結構いますが。夏は雑草がムカつくぐらい伸びます。すると農家さんは近所や親戚連中の外聞もあるため、カリカリに草を刈ったり、ロータリーを必要以上にかけます。水田なんかは他の農地とキチキチに隣接しているため、特に刈ります。そうしないと近隣から「オメエのとこの雑草から虫が来た」「病気が発生した」「雑草の種が飛んできた」などと非難轟々です。まあ、ようするに外聞のためにあそこまで草刈をしているワケですかな?ということは、外聞さえ気にしなければあそこまで草刈する必要ないじゃん!ウチの畑みたいに。
 そうです、ウチの畑は雑草が腰の位置ぐらいまであります。おっと、勘違いしないで下さい。作物が植わっている所はちゃんとキレイにしてありますし、通路や外周も草刈してあります。マルチも多用してますしね。ただ何も植わってない場所はボーボーに生えてます。なんで刈らないのか?その答えは、この殺人クラスの暑さの中でなるべく働きたくないからです。それに例え狩ったとしても、また一週間ぐらいで、元通りです。そんでまた草刈。労力と費用の無駄です。こんな草は9月に入って立ち枯れてくるので、そこで刈って燃やして軽く耕耘すれば、一回で済みます。労力も費用も最小限で抑えられます。体の負担も。
 私はこの時期はほとんど作業しません。朝6時~9時ぐらいまで畑で作業。主に収穫と、ちょろっと草刈です。午後は昼寝と、軽い商品準備ですかね。全然働いて無いと思われても仕方ありませんが、この暑さの中、頼まれても無いのに無理して働く方が、余計なコストだと思います。私たち農家は自営業なので、時間給も出ませんし、固定給もありません。定休も無いです。体を壊しても労災も降りません。年金も国民年金だけです。それなのに、無理して働いてどうするんですか?どんな仕事でも体が資本です。農業なんて特にそうです。そんでやらなくてもいい仕事で、暑さで倒れて体に障害が残る、最悪の場合、死亡するなんてことはあってはならない事です。本当に暑さが酷いのは精々1ヶ月ぐらい。その1ヶ月を用心すればいいのに、それが農家はなかなかできません。自分の労働力は有限です。上手に使いましょう。




※全然関係ない話ですが、あのしつこいぐらいにやってる、甲子園高校野球って、なんでこの真夏にやるんだろ?暑苦しい。11月ぐらいの時期じゃあダメなんかな。普段は部活や、授業で熱中症対策を~とかなんとか言ってるのに高校野球はいいんだね。ああいうのは人権派の人達は騒がないんだね。不思議。
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5 Comments

豊田年男  

猛暑日

「体が資本」その通りですね。
無理をすることはないですね。
農作業は、朝の涼しい数時間と夕方に限ります。

特に今年は猛暑日の多い日が続いてますので、昼寝をしてても誰も陰口を言う人はいないでしょう。

2013/08/20 (Tue) 20:17 | EDIT | REPLY |   

通りすがり  

「甲子園」を使う以上は阪神タイガースとの兼ね合いがあるから使える時期が限られてくるんでしょうね~

2013/08/22 (Thu) 23:55 | EDIT | REPLY |   

ショーン  

肥料

最近有機栽培では動物性の肥料も使われない傾向にある、といろんなところで耳にします。成長はゆっくりですが、野菜の味がぜんぜん違う、と。
土が出来てきたら動物性のものは減らしていこうとは思っているのですが、全くなくしてまともに育つものでしょうか?収量が減りすぎても困ってしまうので。

2013/08/24 (Sat) 21:57 | EDIT | REPLY |   

ショーン  

連投すみません。

まだ少し早いと思いますが種取りについて教えてください。
トマトの種はとっていますか?枝豆、じゃがいも、里芋のほかに自家採種したほうがいい物はあるでしょうか?

あとイベントで、重さで量り売りをする場合なんですが、お客が殺到すると面倒になりませんか?3個で100円とか個数ならまだよいのですが、どのようにされてますか?

以上よろしくお願い致します。

2013/08/29 (Thu) 19:08 | EDIT | REPLY |   

百姓 参之介  

Re: 連投すみません。

>ショーンさん
質問が多いので順番に答えていきまsy。

①肥料について
有機農法も、慣行農法と同じで多種多様あります。それこそ農家一人一人の数だけ、農法が有ると言っても過言では無いでしょう。
 自然農法については私もかなり前から耳にします。雑草を取らないとか、動物堆肥を使わないとか、色々あります。ただショーンさんが心配されている通りに、動物性堆肥を使わないと、安定した収量が得られないのではないか?という疑問は私もあります。大体ああいう農法を行ってるのはほとんど市場や一般販売を行っていなくて、自家消費用とか、既にリタイアした年金農家さんに多く見られます。もし動物堆肥を使わないなら、ソレを補う大量の腐葉土や、緑肥が猛烈に必要なはずです。小さい家庭菜園サイズ、もしくは一反程度ならなんとかなりますが、ソレをヘクタール単位になるとどうでしょうかね?
 味についても微妙です。私はそういう自然農法の野菜を何度も口にしましたが、どれも唸るほど美味いと感じたのはありませんでした。これについても私は前々から書いているように、有機だ、無農薬で自分の味覚に色眼鏡を掛けてしまうと、味そのものの本質が失われる事になります。いくら有機でも季節外れの作物を作ったら、旬の慣行農法作物に、味は負けてしまいます。農法にこだわるのは大いに結構ですが、それで農業として暮らせて行けなければ、単なる「絵に書いたモチ」でしかありません。


②種取りについて
トマトの種は買ったほうが楽ですし、安いです。発芽率も揃ってますしね。
自家採種はあとは、サツマイモ、空豆、ニンニクぐらいですかね。


③量り売りについて
殺到すれば喜ばしいことなので、冷静に一人一人対応していきます。まあ、あんまり細かい商品は袋に入れておいたほうが楽ですね。お客さんも袋入りの方が、選びやすいみたいですし。ミニトマト、オクラとかは袋に入れたほうが売れ行きはいいです。




2013/08/30 (Fri) 18:23 | EDIT | REPLY |   

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