早植え、早蒔きはイイコト無し

2013.07.01(18:20)

いよいよ暑さがピーク時に近づいて来ました。ソレに合わせて夏野菜もムリムり大きくなっています。カボチャなんかはもう踏み込めないぐらい、ジャングル状態ですが、ちょいと葉をめくってみると、ゴツイ実がブリブリ付いてます。これで、人工受粉無し、直播き放任なので、実に楽チンです。トマトもナスも、オクラ、スイカ、里芋、サツマイモ、生姜、ミョウガなんかもこの暑さが最高だ!と言わんばかりに、成長スピードが、尋常じゃなくなってきました。あと、雑草も・・・。つまるところ夏野菜のほとんどがこれくらいの気温が無いと成長が芳しくないみたいですね。それに伴い味もですが。それなのに近隣の農家さんたちは、夏野菜の成長具合が随分と微妙です。アレレ、どうしたんでしょうか? ある農家さんは、スイカ、カボチャが、実を付けず、立ち枯れてしまいました。病気かなあと思い消毒薬をジャージャー撒きましたが、時すでに遅しで全滅です。次の農家さんはサツマイモが皆寒さで枯れてしまいました。5月初旬に植えつけたそうです。そりゃ早いわ。さらにもう一人の農家さんは枝豆を播きましたが、小さいうちに、カメムシが上から下まで覆って、はい全滅。なんでしょうかこれは。私より長年やってきた自称専業農家さん達がこの体たらく。一体今まで、何を積み重ね培ってきたのでしょう。どこかのバスケ監督ではありませんが、「まるで成長していない・・・!!」てな感じです。
 野菜の味も同様です。こういった農家さんたちと世間話をしますと、畑の野菜を少々頂きます。ここらの農家さんは、私以外農薬を、成金の買い物ようにジャブジャブ使うし、除草剤もベトナム戦争並みに使用するので、内心はスゲエいらなくて、大変迷惑なのですが、そこは近隣付きあいもありますので、笑顔で「わあー嬉しい!」と喜んで頂きます。そんで、もらった野菜を捨てるわけにもいかないので、しょうがなく食べますが、どれも大変美味しくありません。自分の野菜を自画自賛する気はあんまりありませんが。それでもこの味は、なんちゅーか、水っぽいというか、味気ないというか、採りたて野菜なのに、そこらのスーパーの売れ残り野菜と同じ味というか。美味しくないのは確か何ですがね。
 有機だから~とか、慣行栽培だから~、無肥料だから~、とか関係なく、収量を気にするのもいいですが、もう少し味に気を使って欲しいですな。これじゃあ海外の安っすい大量野菜が入ってきたら、現行農家はほとんど太刀打ちできんよ。ちょっと話はズレますが、TPPが本可決したら、特に北海道農業がヤバイらしいです。例えば砂糖の原料で大根みたいなビートという野菜があります。これは北海道で猛烈に作付けされてますが、TPP可決後はオーストラリアのビートが北海道産のより半額以下で入ってくるそうです。当然日本の加工品会社はそっちに流れますよね。米もそうですが、トマト、ジャガイモ、玉ねぎなんかも、ヤバすぎるぐらい入ってきます。外食産業は今でも海外のを使ってますが、ますますそちらに流れます。この10年が日本の農業阻止限界点でしょう。
 話を戻しますが、これからの農業は量だけではどうにもなりません。を良くしないと。そのためにも、何故やるかも分からない早蒔き、早植えは止めましょう。季節にあった、種まき、作付を考えましょう。早植えの最先端たる、ハウス農業は完全にダメです。どっかの農業誌に「トマトの旬は春である」というトンデモ説もありました。早植えは、手間がかかるし、全滅の恐れもあるし、病害虫が多いし、微妙に高く売れないしと、リスクてんこ盛りです。普通に季節通りに作付ましょう。それが、これからの農業で生き残る道になるかもしれません。
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