新規就農のススメ

ARTICLE PAGE

栽培技術(生産力)を磨こう。

私はこのブログで常々、新規就農のためには「まともな販売先を見つける事」と、書いてきました。が、これは少々勘違いというか、語弊というかがありまして、つまり私が言いたいのは、強靭な生産力があってこその販売先というのを、新規就農の方に分かってもらいたいのです。いや、実はですね、最近ちょこちょこ新規就農の方達と話す機会があったのですが、皆さん未来のビジョン?というか、夢なのかな、これからの売り方をよく考えてるのですがね。
いや、この事を批判しているワケではないんですよ。キチンとした将来設計はもろちんで大事だし、考えなしで飛び込める業界じゃあ無いわけで。販売先は自分の収入に密接に関わる重要案件ですしね。でも、でもね、生産力あっての販売先なんですよ。どんなに悪天候でも、ある一定の収量と、品質が保てる生産技術力が猛烈に大事なんですよ!それは、慣行栽培だろうが、有機だろうが同列に言えることです。せっかくの素晴らしい販売先を見つけても、売るものが無ければ、話になりませんし、もし店舗契約とか結んだら、それこそ今年は採れませんでした~なんて言い訳はできません。下手したら高額な違約金を請求される可能性もあるわけです。それ以前に、肝心な商品が無ければ契約も何もあったもんじゃないですが。
 新規就農の方と話して、そこんトコロが、妙に気になりましたね。皆さん、技術もないのによくここまで、飛んだ話をできるなあ、と少し不安になりました。店先に出せる品物を作るというのは、そんな簡単なことじゃあないんだけどな。人にタダであげる品物と、お金を取って販売する品物というのは、根底からして違うのだけどな。言うなれば「家庭菜園と、農業」の違いかな。う~ん上手く説明できないな。まあ、とにもかくにも、まずはなによりも栽培技術を大事にしましょう。これは一朝一夕で身につくモノじゃありませんし、そこらのペーパー資格のように明確な答えがあるわけでもありません。自分の経験のみが、結果に反映するわけです。そういう意味では農業というのは、かなりの技術職な部類に入りますな。どんな時でも商品が出せる。そんな農家になるのが一番ですが、そこにたどり着くまで、最低5年~10年といったところでしょうか。
 ということで、販売先と生産技術は同時進行で進めてい行かなければならない、で。いやでも、生産技術のほうが若干大事かな?
スポンサーサイト

1 Comments

ハウス農家  

今回の貴殿の記事は私も改めて認識したいと思います。
やはり高い価格で販売を継続するには、お客さんに他では買わない位の宗教に近い絶対的美味しさが必要です。
私はトマトやイモは日本一の味と自負(まあ自負ですが)はありますが、葉物、根菜についても更に良い作物を作れるように頑張ります。

2013/02/01 (Fri) 12:35 | EDIT | REPLY |   

Post a comment