ムダムダ農地改良事業

2012.12.05(18:02)

ウチの近くで急に農地改良事業が始まりました。改良している農地の広さは何十haというかなり広大な農地です(ちなみに農地改良事業の詳しいことについてはちょっとググって下さい)。その事業に使われる金額はなんと10億円!!まあ、使用者がきちんといる農地でしたらこんな話題に取り上げないんですけどもね。問題なのはその農地の利用者がほぼ皆無ということです。 では何故利用者もいないのに農地改良事業などが、こんな片田舎の山奥で始まったのでしょうか?事の始まりは20年前、「なんか、県が補助金ガッツリ出すから農地改良事業しねえかって言ってきてるんだけどさ、どうする?」という話から始まりました。当時の地権者たちは、金を出してくれるならやってもらった方が得だろう。直してもらった後は宅地として売り出せば大儲けやし。
 この頃は地権者たちの年齢は平均60歳前後、まだバブルの残光が強く、そこらじゅう農地を宅地に転用して農家成金が爆増している頃でした。ところがところがバブルが鬼ハジケ、土地価格も爆弾みたいに落ち込みます。そしてなんやかんやでその改良事業も遅れに遅れ、現在。農家の平均年齢は80歳オーバー、身体はボロボロヨロヨロ、頭もボロボロ、体力枯渇、資金も枯渇、後継ぎなんか居やしねえ、売り先も無し、の無し無しづくしです。なのに止まらないやめられない、改良事業がガンガン進んでしまい、事業完成してしまいました。完成した農地は、手間がかかりまくる畑作用農地。比較的楽な水田はほとんどありません。
 さあ、地権者達は焦る焦る。

期待の宅地に転用したくても、あの都心でさえ地価が下がっているというのに、こんな辺鄙な過疎地に宅地作っても(他のところで今だに農地を宅地に転用して、建売としてる時代錯誤アホ農家はいますが)タダでも売れねえ。かといって、もうキッツイ農業なんかしたくねえぇぇ!

そうだ!農地を貸せばいいや!そして貸してる間にまた地価が上がったら、ソイツをどかせばいいし。いけるっしょ、コレ!

借り手が誰もいねぇぇぇ!なんで?どして?どうしよう?そろそろ県に改良事業農地をしっかり使ってます、って報告しなきゃいけないし・・・。じゃあ、え~と、蕎麦でも植えりゃあ色んな意味で格好がつくでしょ。よし蕎麦を蒔こう。

全然育たねえぇぇぇ。←今ココ。 new!!

こんな猫に小判どころか、豚に真珠にもならないような、宝の持ち腐れ事業に使った税金は10億円!!!ムダという言葉しかでない事業ですな。こんなのに貴重な大事な税金をブチこみくされて、天然記念物より貴重な新規就農には、1円たりともくれない、補助金事業。儲かったのは、土建業者と、ソコとツーカーな地元の議員だけ。この前時代的なボケシステム、なんとかならないかしら。
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コメント
参之介さん初めまして。
いつもブログ楽しみにしています。
農業初心者の私にはとても参考になります。
空豆も参之介さんの方法で植えてみました。スイカ・トマトにも参之介さん流で挑戦するつもりです。

ですが土作りに苦労していまして、よろしければ教えてください。
私も参之介さんと同様海から近く砂地なので、保水性がなくすぐに土がしまってしまい団粒化もしづらいのでなかなかフカフカの土にならずに困っています。

そこで参之介さんの土作りの記事を読ませて頂き堆肥を表面に撒いてみようと思うのですが、何が良いでしょうか?

安く牛糞や馬糞が手に入れば良いのですが、難しいのでホームセンターの牛糞堆肥を撒いた方が良いでしょうか?それとも米ぬかなら精米所で無料でもらえるので米ぬかはどうかな?と思っているのですが・・・


それからもう一つ収穫後の残渣と次に植えるまでなんですが
収穫後すぐに堆肥を撒き残渣と共にうすく表面にかき混ぜて1~2週間おいて次の作物を植えるのか、
それとも堆肥のみを撒き、表面にかき混ぜて残渣は別の所に集めて燃やすなり堆肥化させるなどした方がいいのか迷っています。

参之介さんは収穫後から次に植えるまでの土作りはどのようにされていますでしょうか?

長々と申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
【2012/12/10 01:44】 | マッキー #ZKEs3CJw | [edit]
>マッキーさん。
細かく読んでいただいて、どうもありがとうございます。

土作りですが、私の場合はいくらでも堆肥が無料で(積むのと撒くのは自分で、ですが)手に入ります。なので、畑には結構な量を入れられます。これは、土作りに身近でコストがかからないモノを探したら、堆肥が大量にあったのでソレを使用しているわけです。堆肥が手に入りにくいのなら、米ぬかでも大丈夫だと思います。堆肥をホームセンターで購入するのは、止めましょう。お金がもったいないです。畑がそんなに広くないなら、ようするに、土作りは土中の微生物を増やしてあげればいいわけですから、動物堆肥にこだわらなくても、やりようはいくらでもあります。でもまあ、堆肥を撒くのが一番手っ取り早いですが。


収穫後は、なんだかんだで立ち枯れるまで作物をほっといて、夏作のは冬にゆっくり片付けてから。残渣はまとめて燃やして、堆肥を撒いて、軽く耕運機。冬作のは、そんなにかさばらないのが多いので、そのまま耕運機をかけてから堆肥を蒔いて、そんでもう一回軽く耕運機ですね。なにせトラクターがないので、ちょっとゴツイ残渣だととてもじゃありませんが、そのまま鋤こめません。
【2012/12/10 19:16】 | 百姓 参之介 #- | [edit]
参之介さんお返事ありがとうございます。
畑の広さは1反歩ほどでそれほど広くなく、ホームセンターでも鶏糞なら安いので米ぬかに少し鶏糞をまぜてやってみようと思います。

もう一つだけ教えて頂きたいのですが、収穫後に撒く堆肥はどのくらいの量を撒かれますか?
表面にさっと撒く程度でしょうか?こちらも多めに撒く感じでしょうか?
【2012/12/11 16:45】 | マッキー #ZKEs3CJw | [edit]
>マッキーさん。
土作りで畑をフカフカにしたいのなら、牛糞がいいです。しかし牛糞はイマイチ肥料分が足りないので、肥料とするなら鶏糞がいいでしょう。その際に鶏糞は地面に鋤こまないでください。肥料分が散ってしまいます。

私は堆肥(馬糞・発酵度低し)を撒くときは地面にうすーく撒きます。いや、ガッツリ撒きたいのですが、手撒きで、軽トラを使いながらなので、撒きたくてもそんなに大量に撒く手間と、体力が持ちません。撒く頻度は、一つの作物が終わったらお礼肥えの感じで撒きます。なので、1年間に1回、全体に撒いている頻度ですね。これを最低でも3年繰り返すと土の質がガラリと変わります。保水性、水捌けも、格段にアップします。その証拠に私は砂地なのに、ショウガや里芋、ミョウガを作っています。今年もムッチリ豊作でした。水やりは畑に水設備が無いので、天水のみです。1~2ヶ月の干ばつでも屁でもありません。まずは土を鍛えましょう。苦土石灰などの石灰系は止めましょう。あれはコンクリートの原料にするぐらいなので、地面をカッチカチにします。私は堆肥のみで、ほうれん草もモリモリできてます。
【2012/12/11 18:15】 | 百姓 参之介 #- | [edit]
参之介さんご丁寧にありがとうございます。
それにしても1~2ヶ月の干ばつに耐えられるなんて相当良い土になってるんですね。私の未熟な畑では考えられません。苦土石灰も入れないとダメだと思い今まで当たり前のように入れていました。堆肥で十分なんですね。即刻入れるのを止めてみます。
教えて頂いたことを参考に私も参之介さんの畑に近づけるよう土をビシビシ鍛えます。また何かありましたときにはよろしくお願いいたします。それから機会がありましたら他の野菜も参之介さんの栽培方法を書いて頂けると大変うれしいです。これからもブログ楽しみにしています。
【2012/12/12 02:09】 | マッキー #ZKEs3CJw | [edit]
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