新規就農のススメ

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遅蒔き、が今流行り?

何かの農業雑誌で遅蒔きがイイ!!と、特集してました。何を今更・・・と、私は思いましたが、でもそうかな。まあつまるところ、今まで(今でも?)は早蒔きが農家のスタンダードでしたし。他より早く種を蒔き、早く育苗し、早く定植し、早く生育させ、早く収穫する。そうすれば、他の人が出してない分、高値で売れる。これが、農協や普及センターそして、現農家達が金字塔にしている農法ですな。こういうのはちょいとそこらのスーパーに行けばよく分かります。
冬なのにスイカやメロン、そしてトマト、ナス、キュウリ。まあこれは促成栽培のおかげと言っちゃあ、そうなんですが、季節感はもちのろんで、味や栄養価の問題はダッシュでどっかに行きました。それでも促成栽培で農家さんに利益が出る頃は良かったんですが、今はそこら中、早出しオンリーになり、品物が溢れ結局苦労の割には高値で売れないという現象が起きています。冬トマトなんかはいい例ですな。費用対効果に全く見合ってないと。そんで出てきたのが、遅蒔きということなんだよキミぃ。
 遅蒔きと言っても別に特殊な方法はほとんどなく、要するに季節通りに蒔く、そんだけですな。そんなん特集することかーっ!私はいつもソレなんですが。なにせアテなし、資金なし、技術なしの無い無いづくしだったから、農法なんて特殊な金の掛かることは一切できなくて暦通りに作付してましたわ。でもそれが良かったのか、回りの農家が何とかの一つ覚えでひたすら早蒔きしてくれるから、品物がかぶらない被らない。皆が収穫し終わった頃に私が収穫始めるわけだから、大助かりですな。
 資材などが安い頃はまだ早蒔きのやりがいはあったのでしょうが、ここまで資材高騰、デフレ、消費増税が決まったこの国では、もう消費者も季節外れの野菜は求めていません。ということで、誰も得しない早蒔き、促成栽培はは既に時代遅れかもしれません。
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