梅雨の時期は苗を植えよう

2012.06.12(17:15)

毎日毎日雨が続きます。梅雨の時期だからしゃーないっちゃあ、しゃあないですな。コレがないと私ら農家は死活問題になるぐらい、必要な存在ですから。まあ、サラリーマンにとっては迷惑極まりないでしょうが。
 私はこの時期は主に夏野菜の苗を植え付けます。私の畑には設備という設備が無い、素っ裸な畑です。当然、水の設備もありません。ですから、雨が多いこの時期は、実に助かります。しかしあらゆる栽培のマニュアル本には「雨の日に植えつけたらアカン」という意見が大半です。何故でしょうか? 本によりますと「雨の日に植え付けると、雨はねが苗に付いて病気になりやすくなる」だそうです。私はそんなんお構いなしに、バンバン植え付けます。だって、どっちにしろ植えつけたら水を掛けなければいけないじゃないですか、そうしたら多少降っている時に植え付けても、一緒でしょう?逆に、植えつけた後の水やりから解放されるし、苗は活着しやすいし、イイトコづくしです。大体前述した通りに、水の設備が無いので水やりがしたくてもできません。いや例え水の設備があったとしても、私が植え付ける苗の本数は500から多い時でも1000本近く。こんなんにいちいち1本1本水なんてかけていたら、いくら時間が合っても足りません。天水に任せたほうがよっぽど楽です。
 では雨の日に植え付けると本当に苗にとって様々な弊害が出るのでしょうか?私の経験ですとそんな弊害と呼べるような症状は一切ありません。病気はもちろん、成長が阻害されることもありません。毎年雨が多いこの時期にトマトやナス、ピーマン、スイカ、枝豆、キュウリ、ゴーヤ、を植え付けますが、植えた後の苗の損耗率は全体の1%にも届きません。つまり、ほとんど無事に育っているということになります。大体チラッと水がハネたくらいで病気になるぅ?なにそのお嬢様っぷりは。ハウスならいざ知れず、露地だったら、大風は吹くし、台風、豪雨、日照り、ありとあらゆる厳しい条件が待っています。そんなんで枯れてしまう苗だったら、とてもじゃないですが、まともに露地で育つとは思えません。
 それにしても、実践に勝る教科書はありませんな。なんでマニュアル本は、野菜苗に対してそんな腫れ物みたいな扱い方してんだろ。こういう本編集した人って、本当に農業した事あんのかな?
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コメント
ブログを最初から読ませていただきました。"うおーっつ、新規就農に関連する知りたかった実際の現場の雰囲気がまさに伝わってくるブログだーっ"とすっかりここ何日かはまって読ませて頂きました。で感想ですがマジ、日本の農業は腐っている感じに見受けられました。農業をやりたいな~と思っていますが妻と子供二人を抱える身としてはテンション下がりますね~。ちなみに先日自分が住んでいる(NY)近くの有機栽培農家へ遊びに行って話をしてたのですが"安定して給料が振り込まれる職業を手放してまで農業をする事は正直進められない"とのこと。海を超えても小規模農家というものは厳しいものなんですね。さて理想と現実は別物なのは分かっているつもりでもブログを読ませていただくとなんだか本当にシャレになってないかも?と思った次第。
ただ、それでもやはり農業をやってみたいな~と思っております。なので今後も読ませて頂きます。

因みにアメリカの有機栽培を行ってるEliot Colemanという方がいてこの方は新規就農して今では幾つか本を出しているのですがあなたのブログを読んでいたら彼の書いた本を思い出しました。非常に現実的で効率や費用対効果を重視している方です。この方は世界中の農家を見に行って絶えずより良い方法を研究している方です。農業に対してのスタンスがとても似ていつと思ったのでチョット書かせていただきました。

とても参考になるブログありがとう。
【2012/06/13 07:18】 | ルーリー #ax4px7aw | [edit]
こんにちは

うちの借りている畑の土は雨が降った時に土をいじると粘土質なので…練ってしまうと
乾いた時にカチカチになってしまいます
練ってしまった所は生育不良になりますよ


土がサラサラしてる畑ならいいんですけどね
【2012/06/18 19:45】 | しげちゃん農園 #- | [edit]
>ルーリー さん
ありがとうございます。
アメリカですか。世界有数の農業国は一度どんなもんか、実際見たいですなあ。
これからもよろしくお願いします。
【2012/06/19 18:45】 | 百姓 参之介 #- | [edit]
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