新規就農のススメ

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研修制度というワナ②

農業研修は年齢の問題もあります。若い10~20代だったら、体力もありますし、諦めた場合の方向転換も容易ですし、農業法人先で働きつつ、技術とお金を貯めて独立を考えても悪くありません。しかし、30~40代ですと、体力は落ち目ですし、農業に就いたら後には引けません。
しかも、のんびり研修を受けている時間があんまりありません。農業は1人前になるまで5~6年かかります。そしたらすぐ50代です。50過ぎたら普通ですと引退を考える時です。ですから、30代ぐらいで就農を考えている方は、のんべんだらりと研修を受けずに、自分の農地を手に入れ、農業を始めましょう。研修は確かに勉強になります、が、所詮他人の農地です。現実感というか、真剣実というか、必死さが足りません。研修先の肥えた農地や、設備の整ったハウスで、学んでもあまり身に付かないでしょう。もし研修先で栽培に失敗しても大したショックは受けない筈です。ところが、自分で買った、作った、農地だった場合はどうでしょうか?ショックどころの話じゃあないですよね。つまりはそういうことです。自分で、自身で始める、実行するからこそ、必死になり頑張るワケです。モロに生活が懸かりますしね。だからこそ私は、新規就農の相談を受けたときは、「研修云々~よりまず動いて始めた方がてっとり早いよ。それからどうするか考えた方がいい。」と答えます。だってさ、自分が痛みをともわないモノなんて、身に付くはずがないじゃないですか。自分で嫌んになるほど失敗するからこそ、次は、次こそは成功させようと思うでしょう?農業は特にそうだと思います。ソレをしなくなり全てを農協や国に丸投げした現農業界は、大問題ですけどね。
 話が微妙にズレましたが、農業研修は諸刃なところがあります。受けられる方はよくよく自分の道を失わないように、気を付けて下さい。
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