新規就農のススメ

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地方で商売はできない

私は千葉在住ですが、先日の新聞で「千葉県の人口が1920年の統計開始以来初めて減少する事が分かった」そうです。千葉県だけでなく首都圏も減少傾向にあるそうです。もちろん去年の震災の為~という方もいらっしゃいますが、事はそう単純じゃあなさそうです。
私の住んでいる地域もかなりの田舎ですが、今までは国道まで出ると、それなりに店や商店街がありました。ですが、ここ数年でもの凄い勢いで店が消え、潰れていきました。この状態になる前から私は、「地方では商売ができない」と常々思っていました。何をやる商売にしてもそれは人が人口があってこそ成り立つのだ、と。
 特に私のような農業を生業にしてると人口の在り方は、売り上げにモロに直結します。こういう生産食いモン産業は、消費してくれる人、人口がいないと成立しません。前にも書いたように、地元の直売所やスーパー、相手では暮らせません。相手に出来るとしても都市近郊の所になります。私の在住している所のように年寄りばっかりで、人口ン万人程度ではとてもとても・・・。更に千葉県千葉市では、来年度から介護保険料を23%に引き上げるそうです。千葉の県庁所在地でさえ、この体たらく。千葉では他の市町村でも、介護保険料最大40%も引き上げる自治体があるそうです。つまり地方は何処の財政も一杯イッパイです。そして年金受給年齢は引き上げられ、サラリーマンの平均給与所得は年々減り(公務員以外)、円高も止まらない。一般の家庭は車も1台も持てず、子供もロクに産めない。ここまで超大不況が押し寄せて来ているのに、マスコミは一切報じず、少々景気が悪いだけと人々に言い聞かせる。他の国だと破綻してもおかしくないレベルになりつつあるのにね。
 まあ長々書きましたが、つまり言いたいことは、地方で観光農園や直売所なんかやっても食えないよ、ということ。特に震災以降、いや、その前から観光関係はズタボロです。遊園地は千葉にあるネズミーランド以外は全滅だし、海水浴、サーフィン、ゴルフ、スキー諸々、みんなダメダメです。もう休日に、どこか行楽に行く、と言う時代ではないかもしれません。それでも、地方では何とか観光客を呼ぼうと、アニメの舞台にしたり、B-1グランプリを開催したり、何かエセ博物館を作り、都心の人を呼び込もうと懸命です。・・・、努力は認めますが、もう地方に人は来ません。もちろん全くとは言いませんが、一時期のバブルの頃とは比べモノにならないでしょう。もうあの頃のように、お金を落とさないし、騙されませんよ?今の地方の町おこし企画はどれもこれも、都会の人、観光客をナメすぎ。
 じゃあ地方はどう生き残るべきなのか?これからの時代、その問題はかなり厳しいでしょうが、1つの答えとして、「地方は生産する場所」と割り切った方がいいかもしれません。地方で何かを生産し、都心に、世界に向けて発信する。その方が、地方は一つの事に集中できて、色んな意味で伸びるかも?ぶっちゃけ、土地タダ、税金タダの経済特区県みたいなの作ってさ、そんで工場誘致とかしまくれば、人口も増えるし、自治体も潤うしねぇ。地方として生き残りたいのなら、もう少し他の県の人を受け入れないと。現在見る限りではその気配は全くありませんな。島国根性丸出し、コレ、何とかせんと。
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