新規就農のススメ

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野菜の味とは?②

私が有機無農薬野菜の味に、疑問を持ち始めたのは、3~4年前かな?あるイベントでの出来事からです。そこでは色々な生産者が出店しており当然、有機無農薬農家も出店していました。そこで、レタスと白菜を買わされたというか、購入しました。
そこの生産者が曰く「有機無農薬野菜だから是非ナマで食べてみて!凄く甘いから!!」と。私はレタスはナマでは分かるが、白菜を~?と思いました。一応言われる通りに、ナマで食べてみましたが・・・。レタスは苦くて食えないし、白菜はナマで食べるどころか、炒めても煮ても、固くて食えたモンじゃありませんでした。しかもこんな有機無農薬野菜農家で味が微妙なトコはここだけでなく他にも多々ありました。いくら安全と新鮮さを謳っても、肝心の味がこれじゃあね。慣行農法でやっている人達に何もいえんよ。だって、形が悪くて味もダメだったら、本末転倒もいいとこじゃんよ。それとも健康と安全の為だったら、味は捨てろと?
 それからよくよく野菜の味を甘さだけで表現するのはどうかと。だってさ、果物とか菓子を食べてるわけじゃあないんだからさ、甘さだけで全ての味を決めてしまう風潮もやだなあ。米食っても、ダイコン食べてもキャベツ食べても、甘みだけしか見ない。野菜も生食が流行りだしたのは、戦後アメリカの文化が無理矢理入ってきたからここまで流行ったわけで、それまで野菜はほぼ全て火を通していました。その証拠に野菜の生食文化は、アメリカと日本ぐらいしかやってません。ヨーロッパ諸国も、隣の中国でさえも野菜の生食はほとんどしません。何故なら、ナマの野菜って、農薬はガッチリ掛かってるし、無農薬でも寄生虫とかヤバイ系の虫が目に見えない感じで付いてますから。有機だと虫の数は更に界王拳並に跳ね上がります。放射能云々~より恐いですな、硝酸体窒素の問題もあるし。
 やっぱり野菜でも何でも、自分で食べてみて、美味しいと思えないなら売るべきじゃあないよ。でも、どの農家も「オラが野菜は世界イチィィィィィィィィィ」って思ってるから、難しいな。農家はそういう意味でスゲエ盲目だから。自分の過ちを絶対認めないというか。嫌な体質ですな。やれやれ。
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4 Comments

やま  

No title

甘さだけなら砂糖吸わせてもいいですけどね。
味ばかりでしたら、味の素で味付けるようになるでしょう。
いずれにせよ経費がかかりますね。
僕は価格相応の味にします。というより、なります笑

2011/11/30 (Wed) 06:04 | EDIT | REPLY |   

百姓 参之介  

Re: No title

やまさん
> 甘さだけなら砂糖吸わせてもいいですけどね。
そうですね。なんでもかんでも糖度が基準なら、砂糖付けて野菜食べたほうがてっとり早いような気がします。

2011/11/30 (Wed) 16:48 | EDIT | REPLY |   

根木長  

お久しぶりです

同じ用な事例は私の身近にも溢れています。

ただ盲目的に「有機は安心安全だ」「無農薬は健康に良い」
と言うバカの一つ覚えみたいな戯れ言です。

実際に有機農法や無農薬栽培が安心安全で健康に良いかは、
総じて消費者しかり生産者しかり思い込みの部分が
大半を占めると思うんですよ。

有機農法で作られた野菜のほうが、
(人間にとっても害である)アレルゲン物質が多く、
あまりオススメ出来ないと言う専門家もいるわけですし。

個人的な意見と前置きした上で書かせてもらうと、
私は慣行バリバリで作られた野菜も危険だとは思いますが、
有機無農薬オンリーで作られた野菜もそれと同等か
それ以上の危険性をはらんでいると認識しているので、
自分が食べる側ならあまり手を出したくない野菜群です。

ちなみに私は農薬はキッチリ使う派です(^_^;)

もちろんバリバリの農薬マニアと言うわけではなく、
慣行栽培基準にして使用量は5分の1以下程度に抑え、
「せめてお客に売るための最低の見た目ぐらいは維持したい」
程度の感覚で使っているにすぎません。

さすがに虫だらけ、病気だらけの野菜を売るというのは、
いかに無農薬と叫んでもプロとしての意識が許しませんから。

またコレに関して少し付け加えると、
有機栽培も無農薬栽培も、その言葉自体が免罪符になっている
と参之介さんは思ったりしたことがありませんか?

言い得て妙かもしれませんが、
「だから多少の虫食いぐらいは我慢してね!!」と
暗に言っているような物だと私は考えています。

そしてこの思考を持った農家の多いこと。
直売所なんかに行けば、そんな連中の吹き溜まりです。
POPで細々と御託を並べて貼ってあるでしょう?

こんな事をやっていて、
本当に有機栽培や無農薬栽培は、
消費者の信頼を得られると思っているのでしょうか?

バカな一部の消費者はコロッと騙されるかもしれませんが、
大多数の消費者はそう言うのに辟易している現実があり、
増税や平均収入・可処分所得の減少とともに、
飽きられてポイされる可能性が高いというのに。

すみません。ちょっと辛辣な言葉が並びました。
参之介さん、今年もよろしくお願いします。

それでは(^.^)/~~~

2012/02/14 (Tue) 15:58 | EDIT | REPLY |   

百姓 参之介  

Re: お久しぶりです

>根木長さん
いつも的確なコメント、ありがとうございます。

そうですね。私は減農薬、堆肥栽培にしているのは、安全とか味の前に、コストの面を第一に考えています。少々手間はかかりますが、経費はかなり安く抑えられます。まああとは、「有機、減農薬」という言葉を付ければ、多少高くしても売れるという事実もあります。流行に乗ると言えばそうなんでしょうが、私のような後ろ盾のない新規就農者が、農業で食べていこうとするならば、どんな目ざとい事にも手を出さなきゃ、暮らしていけません。どっかの古参農家が「イイモノを作ればいつか売れる」と、ドヤ顔で話してましたが、その「いつか」は一体何時なんでしょうか?明日?1年後?10年後?そんな宝くじみたいなモノを待っていたら、とてもじゃないけど農業なんか続けられません。

「売れるモノを作る」。これは製造業では基本な事だと思います。なので、プライドばっかりの有機農家も、柔軟に考えられない古参農家も、消費者のニーズに上手く応えられないとこれからキツイですね。有機だからこのキャベツは1個500円!と言っても誰も買わないでしょうし、安すぎるのもかえって疑われます。やっぱり一に外見、二に味かな?難しいですね。

2012/02/20 (Mon) 16:57 | EDIT | REPLY |   

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