⑬参之介流・苗の育て方(作り方?)

2010.02.15(13:50)

 苗は種と一緒で、育てるのにちょっとした工夫と技術が必要です。苗屋で購入する方は家庭菜園の人からプロの人までそれぞれいます。まあ面倒くさいから苗屋で買った方がてっとり早く便利なのは分かります。しかし自分で種から育てるとかなり経費削減になるので、なるべく自分で作るようにしましょう。
 苗も畑とと一緒で、基本は土から作ります。土も購入すればそのままポットに入れるだけなので簡単ですが、これも数を買うと結構馬鹿になりません。なので土も自分で作りましょう。これはぬか漬けのぬか床と一緒で、作る人作る人皆が微妙にアレンジしてますので、私のは1例として載せておきます、後は自分の「これだ」というレシピを作ってみてください。  まず自家製の腐葉土(腐葉土の作り方はまた別の機会に書きます)用意します。次に馬糞、鶏糞、ホームセンターの一番安い培養土、赤玉土(小粒)を全て1対1のおおまかな割合で混ぜます。そんだけです。これで土を買うよりよっぽど安く大量に作れます。ちなみに腐葉土がたくさんあるなら、腐葉土の割合をかなり多くしても大丈夫です。根焼けを防ぐ為、鶏糞とかの畜糞はほぼ完熟したのが好ましいです。あとは作物によって微妙に成分を変えてください。
 それから気をつけなければいけないのは、苗の育てる時期です。作物によってかなり違いますので、そこは上手く慣れてていくしかないですね。苗屋さんはお店に並べるため、一般よりかなり早く種を蒔きます。それをするために、特殊な方法を使いますのであまり参考にしないように。特に私はビニールハウスが無いので、気温に神経質です。よく「夏野菜の種は桜の花が咲いてから」というのを真に受けて、トマトの種を4月上旬に蒔いたら、発芽した日に寒い氷雨が降り全滅しかけました。冷静に考えてみれば、「桜の咲く頃」は早生のソメイヨシノことではなく、5月頃に咲く八重桜の事なのです。確かにソメイヨシノは江戸時代に入ってきたばかりで、それまでの日本の桜は八重桜だけだったのですから。こういうふうに結構勘違いもありますので、種まきはよく季節を調べてから蒔きましょう。
 

これで一通りの新規就農に役立つ事は書き終わりました。かといってこれで終わりではありません。まだまだ私も新規就農者の一人ですから、随時新規就農情報は更新していきたいと思います。
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コメント
はじめまして 奈良県で会社員をしておりますやすと申します。
昨今の経済環境と食糧事情、原発事故やマクロビオティックなどへの関心が高まり、農業への興味がわいております。
友人のご親戚が昔畑をされていた土地があるということで、その友人と協力して畑をやってみることに。
いろいろと情報をさがしているうちに参之介さんのブログにたどりつきました。まずはここまで熟読させてもらいましたが、非常にわかりやすい説明だったので、ぐっと惹きつけられました。
大変勉強になります。
【2011/12/14 00:30】 | やす #MnWcl8VQ | [edit]
> やすさん
この拙い文章を熟読してくださって、ありがとうございます。
 私のブログは、結構新規就農希望者が巷にはいるのに、その農業への就く方法があまりにも一般に知られていないので、少しでも参考になればと思い始めました。テレビや新聞は農業の良いことばかりしか書かず、本質を全く明かしません。農業はもっともっと黒い部分が凄まじく多いのに・・・(いや、だからかな)。
 やすさんは農地が既に在るようなので、もし新規就農するならば、凄く入りやすいと思います(新規就農の苦労の大部分は農地取得がほとんどなので)。
 私もまだまだ勉強中なので、これからもどうぞよろしくお付き合い下さい。
【2011/12/14 13:42】 | 百姓 参之介 #- | [edit]
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