新規就農のススメ

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農業を再生するには③

前回で農業を再生するには国の補償が必要不可欠だと書きました。しかし、ただ単に現段階のバラ撒き補償や減反政策、何時支払われるか分からない補償金などでは意味がありません。かなり厳しく補償金システムを作り上げないといけないでしょう。
何故補償金が必要なのかというと、農業自体が商売としてもの凄く費用対効果が悪いからです。確かに個々レベルの農家が自分で売り先を見付け、上手く農業として成り立たせてる方も数少ないですが、いるでしょう。その方達に言わせれば、現存の農家達は、販売戦略がたりない、経営を真面目にしていない、営業が足りないと、仰るでしょう。確かにそれは当てはまる部分が多々あります。農協におんぶにダッコしてきたのもあるでしょう。しかし、農家が皆、良い販売先を見付けられるでしょうか?仮に見つかっても、外食産業や料亭、病院など法人や会社がどうしても多くなり、個々人の口に農産物が手に入りづらくなります。
 つまり、消費者は安く買いたい、農家は高く売りたい、この間を埋める存在として国の出番となります。本当は農協がかなりイイ線まで、そのシステムを作りかけたんですが、・・・まあ現在はあの状態です。何時でも個々人の方に適度な負担にならない金額で農産物が購入でき、農家はキチンと暮らせるだけの、売り上げが入る、こうすれば、農業も活性化しやすくなります。今農業離れが凄まじく進んでいる理由が、「農業は食えない」ですので。働いた分の見返りと、生活の保障ができれば農業は若い人にとって、もっと身近な存在になるでしょう。これを実現するには、私が生きてる間は無理かもなぁ~。それぐらい大がかりな計画になるでしょうしね。
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9 Comments

房総の百姓  

世襲農家としては次の後継者のための経営を考えています。
ですので、先代より自分の代のほうが経営は楽になっています。
これは後継者の質にもよると思いますが、いつまでも続くとは思いません。
世襲農家と新規就農者との違いは新規就農者のほうが、農業というカテゴリを国という広い単位でみていることです。
今は新規企業参入や新規就農者より有利ですが、長い目で見ると、柔軟で家族というしがらみの無い新規組のほうが、農業を成長させるかも知れませんね。
僕個人では大規模法人への経営展開を目指しています。
大規模法人の経営者からのアドバイスで、有益な国の補助やサポートを受けるには家族から経営を引きはがすことが、今は不可欠だからです。
うちの地元は僻地で産地という武器もないので、大規模法人と提携と業務契約栽培での脱農協で経営を安定させています。
生き残るには法人と法人とで今後は付き合いをしていきたいという希望から上記のように自分は大規模法人化を目指しています。

参之介さんは生きている間は変革は無いとおっしゃりますが、今の農業の仕組みの中でどう生き残ることを考えていますか?

2011/08/30 (Tue) 20:24 | EDIT | REPLY |   

やま  

No title

こんばんわ
三之助さんは補償や補助ありきで考えられるのですね。
僕の考えは、ラーメン屋に例えていただきましたが、
その通りです。
ラーメン屋やコンビニも出来ては潰れ、
でも、業界としてみるとどうでしょう?
需要があれば業界はなくならないと考えます。
僕は色々淘汰されて経営能力や基盤のあるところがすれば良いと考えるので、少なくとも今の時給の出ないような経営方法は潰れていいんだと思います。
それは、参之介さんの考えるような農業の形じゃなくなるかもしれませんが。
自分もまだまだですが、経営を学ぼうと思っています。

2011/08/31 (Wed) 19:00 | EDIT | REPLY |   

アッシー  

No title

はじめまして。
面白いブログ見つけました。
私も世襲農家ですが30歳で就農しました。一応いろいろ考えました先輩として・・・。
新規就農者のことは私としては大いに受け入れるべきだと思います。お金であるとか販売先のこと、ましてや経営しなくてはいけませんがやりたいならやればいい。知りたいことは教えればいい。そう思いまわりの人間にも教えてきたつもりです。
私がお勧めするのは何でもいい、組合に入ることです。やりたい作物もあるでしょうが軸となる収入を確保することです。それが例えば露地であってもハウスであっても入れるなら入ったほうがいいと思います。自分個人での販売、生産は最初からやるのは厳しいです。誰かにくっついてやるのが一番安パイです。それからいろいろ経営戦略を立てるべきです。農家はなかなか本当のことを言わないとかコメントもありましたが、その通りだと思います。ですから誰かにくっつくほうがいいでしょう。
正直いきなり今日から新規就農しますって言う人はまずいないでしょう。会社員なり研修生としてある程度下済みしているはずです。その間に地を固めておくといいんじゃないでしょうか。
また国の補助なんかも使えるなら使ったほうがいいと思います。

2011/08/31 (Wed) 22:24 | EDIT | REPLY |   

開拓農民の末裔  

No title

こんばんは。
2年後の新規就農を目指しているものです。
当地は北海道で、専業農家が大部分です。兼業農家とういうカテゴリーはないです。しかも、大都市札幌からほんの小1時間の場所で最低2haからの開始です。近所は北海道、いや日本でもトップクラスの穀倉地帯で、本州ではありえないような大型農機具を個人、または共同所有で、とても儲かっていない、とは思えません。農業法人も増えています。
私たちが目指しているのはハウスや路地での野菜、花き栽培です。
農協はある程度利用するつもりですが、ネット等の情報が発達した現代でいかようにも販路は見つけられます。また、新規就農ということは全く別の業界からの参入ということになり、一般消費者という視点も持ち合わせています。何が売れそうなのかマーケングリサーチ、また、必要経費の見積もり、都会への営業等はいとわないつもりですよ。新規就農、というより農業という業界に転職する、といった考えです。

2011/08/31 (Wed) 23:52 | EDIT | REPLY |   

百姓 参之介  

Re: タイトルなし

<房総の百姓 さん
私の所はJAも組合も無いに等しいもんなんで、個々でやっていくしかありません。数少ない残存農家もほとんど兼業の米農家だし、手を組むにしても、まだ両親が現役のところばっかりなので、なかなか仲間で~というのは、かなり難しいです。
 なので自分の手の届く範囲で頑張っていくしかありません。東京都心まで100キロ圏内なので、いずれは東京で店を開きたいと考えております。

2011/09/02 (Fri) 18:00 | EDIT | REPLY |   

百姓 参之介  

Re: No title

> やまさん
そうですね、ここまで農業界が酷くなったのは農家に経営概念が無かったのも要因だと思います。なんでもかんでも国に頼るのではなく、自分たちでなんとかして行くことを考えるのは凄く大事だと思います。

2011/09/02 (Fri) 18:03 | EDIT | REPLY |   

百姓 参之介  

Re: No title

> アッシーさん
「使えるのは何でも使う」、その通りだと思います。農業は食えてナンボです。やれることはやって、使えるものは使う、それぐらい貪欲じゃないと新規就農は厳しいですからね。

2011/09/02 (Fri) 18:06 | EDIT | REPLY |   

百姓 参之介  

Re: No title

> 開拓農民の末裔さん
さすが北海道!規模がケタ違いですね。そこまで考えて新規就農したならば、きっと成功すると思います。頑張って下さい。

2011/09/02 (Fri) 18:08 | EDIT | REPLY |   

房総の百姓  

農業も実業ですもんね。
しっかりと生産に軸足を置ければ、どんなことでも挑戦できますよね。
農業経営の多角化も成功事例は少しずつ増えてますし、参之介さんもがんばってください。

2011/09/02 (Fri) 22:25 | EDIT | REPLY |   

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