新規就農のススメ

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補助金漬けの農業

 よく年配の農家さんと話をすると、「なんでアナタはハウスを建てないの?」もしくは「機械をもっと買わないの?」と聞かれます。
 私はいちいち「これこれ~こうだから建てないし、購入しないんです。キリッ」と答えるのもバカらしいので、「いや~、お金が無いので~。」と毎回答えます。すると相手の農家は「そんなの借金すりゃあいいんだよー。」としつこく言ってきます。この会話で、どんだけ農業に補助金が出ていたのかよく分かります。聞くところによりますと、一昔前はトラクターには定価の半分ハウスも半分補助金が出ていたそうです。もちろん農協御用達のメーカーから買わないと、補助金は出ませんが。それでも半額です。どれほど農業が優遇されていたかよく分かります。
 しかしそんな幸せも急に終わりを告げます。小泉内閣の構造改革で、地方交付金が大幅に削減されました。すると人口が爆減している、地方自治体は税収がただでさえ少ないのに、交付金まで切られては、財政が維持できません。かといって、オイシイ地方公務員の給料を減らすわけにもいかず、こういう農業の補助金や福祉関係にしわ寄せが来るようになりました。
 農家は大変です。今までハンコ一つで貰えた補助金が、全く貰えなくなるのですから。厳密に言えば全くでないわけでは無く、補助金の審査がエライ厳しくなったんですが。まあ貰えないようなもんか。それに加えてこの物価高!全ての資材費が2~3倍に上がり農家は圧迫されまくります。そんでトドメの震災騒動。消費の激低迷。
 でもまあ昨今の農業を取り巻く環境は多少厳しいかもしれませんが、補助金が出ないと続けられないような農業なんて、ダメで元々なんじゃなかな?
 お金が無ければ借金すればいい。そんなアホな考えが農家には今だ根強く残ってます。そんで借金できても、返す当てはどうすんだろ?これからは借金の追い込みはハンパ無いと思うけどな。一度でも不渡り出せば・・・。想像するのも恐ぇ。
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