田舎(地方?)暮らしという幻想

2011.04.30(18:24)

 ちょい面白い本を見つけましたので、報告です。これを読むと田舎暮らしというモノがどんだけ幻想に満ちてるかが分かります。定年退職した人向けですが、これから誤って農業に進もうとしている若い人にも必読です。 本の題名は「田舎暮らしに殺されない法」です。著者は芥川賞受賞の丸山 健二です。中身は星の数ほど出版されている田舎暮らしハウツー本や自分の地方暮らしを自伝とした内容ではありません。とにかく田舎は素晴らしい、自然が美しく、人は優しく、生命に満ちあふれているみたいな夢、幻を全てこの本では否定しています。自然が美しいイコール、自然環境が超厳しい、というふうに、一般の人が持つ田舎(地方)の妄想を一つ一つ懇切丁寧に否定してくれるので、とても分かりやすいです。この人は文章の書き方がちと固く、しつこい感じはしますが、書いている内容は実に同感に値します。私と同じように考えている人がいるなんて、しかも芥川賞とった人が!ですので新規就農を血迷って目指している人は、是非是非一度目を通すことをお勧めします。
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コメント
そう思わせるほど東京等大都会と田舎のギャップってあるんですね。
北海道には道外ほどのしがらみも少なく、どんなに大都会でも一歩外れるともう田舎です。東京ではhaの規模で農業している所は無いでしょうが、200万都市札幌では郊外でha規模の農家はあるんですよ。
でも、札幌での暮らしですら窮屈で隣の隣、岩見沢という街に引っ越しました。札幌からJRで40分程で家族は通勤通学しています。
春や秋はマガンや白鳥が上空を飛び交い、近所の畑に落ち穂をついばみに飛来します。夏は田んぼでカエルが合唱し、ハヤブサが道々(県道にあたる道)を横切りカッコウが鳴く中近所に買い物です。冬は信じられないような雪が降りますが生まれてから当たり前の環境は札幌に住んでいても同じ。
徒歩5分の所にJAのスーパーもあり、駅まで5分強。病院も徒歩1分。とりあえず不便はないです。
引っ越して来た当初から近所の方々から良くしてもらって、食べきれない野菜を毎日もらってました。
それどころか、軽トラくれたり、農機具や工具くれたり、仕舞には土地貸すから農業やれ、という信じられない話まで飛び込んできました。
もちろん、そうなるまではただ黙って暮らしていた訳じゃないですが。
なので、血迷ってw新規就農する事に決めました。
地元の農家、市の職員、農業委員会でさえいろいろバックアップを約束してくれ、研修先まで紹介してくれるそうです。
あなたがそこまで新規就農に否定的なのかは、たぶん地域の違いや人のと付き合い方、農業をとりまく環境の違いもあると思います。
でも、こんなケースもある、と言う事をのぞいておいてください。
【2011/09/01 00:22】 | 開拓農民の末裔 #- | [edit]
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