⑧番外編・参之介が薦める直売所で売れる野菜

2010.01.28(19:53)

 私が直売所で売ってみて、結構売れる、あんまり他の人が作らないけど売れる、補助的に、メインに、この野菜は作らない方が良い、という野菜の種類を書いていきます。ぜひ参考にしてみてください。

(1)マメ科野菜
 豆科の野菜はほぼ全て、かなり売れます。作りやすく、病害虫にも強いので農薬がほとんどいらない、土壌の影響もあまり受けない、土壌改善効果あり、空気中の窒素を固定して根に溜めるので、他の作物との相性最高、連作はなるべく避ける、と良いことづくしです。
 空豆は特にお奨めです!売るときの一袋あたりの単価も高いです。作る人は結構いますが、種がかなり高いので、大量に作る人はまずいません。たくさん作りましょう。種は高くても買ったほうが良いです。発芽率、成長性、共に自家採取よりも良好ですので。1度に出さないで1月ぐらいかけて売りましょう。注意する事は、種の植え付け時期が短く、ほとんどずらせないので、早生や晩生など種の特性を使いつつ、ずらしましょう。イベントや即売会などがあると一気に捌けるので、イベント向きかもしれません。
 枝豆も超売れます。夏しか売れないと思ったら、お客さんは1年中ほしがります。これもたくさん作りましょう。作る分だけ売れます。単価も高いです。しかも種代が安く、ずらし蒔き、自家採取も大丈夫です。お米を1ha作るよりも、枝豆を1ha作る方が断然儲かります。欠点は収穫が面倒くさいです。枝付きで売っても良いのですが、お客さんは、枝から実をはずす作業さえも嫌がるので、実をはずして売りましょう。
 小豆も同じように売れますが、枝豆の比にならないぐらい、収穫が面倒なので気を付けましょう。作り方は大体枝豆と同じですが、蒔き時が違うので注意しましょう。冬場で収入が落ちるときに、小豆はいい稼ぎになります。これは量作らないと意味がないのでたくさん作りましょう。⇒⑧番外編・参之介が薦める直売所で売れる野菜の続きを読む
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⑦番外編・直売所で売るには

2010.01.28(13:17)

 直売所はやりようではかなり儲かりますが、ライバルも多く品物は何を出したら良いかなど、新規就農だと厳しい点が多々あります。しかし「イイモノを作っていれば、いつか必ず売れるようになる」とか悠長なこと言ってられませんし、作物をどんどん換金していかなくてはなりません。そこで私が直売所に出品(私は露地野菜農家なので、他の作物に関してはあまり分かりません。なので野菜メインで書いていきます)して感じたところや、こうしたら売れるということを書いていきます。あくまで私の意見なので、完全に鵜呑みせず、自分なりにアレンジしてみてください。

(1)野菜は何を作るか
 直売所も売れる時期と、売れない時期があります。売れる時期はお盆、ゴールデンウィーク、お正月などですね。この時期は人も出ますから売り上げも伸びます。なのでこれに基準をあわせて作っていきます。売れない時期は、気温が低いとき、雨の日、給料日前などですね。ここは売り上げが当然落ちますので、無理して出品せず我慢しましょう。
 直売所に出すときよく勘違いするのが、「誰も作ってない野菜ならライバルがいなくて、独占販売できる」です。確かに誰も作っていなければ一人勝ちでしょうが、売れなければ意味がありません。これには大きな落とし穴があります。つまり「誰も作っていない」イコール「誰も知らない」ということです。農家の人が知らないわけですから、当然お客も知りません。食べられるのかも、調理方法も、甘いのか、辛いのかという基本情報も分かりません。出した商品に説明を添付してもなかなか売れないでしょう。根気よく続ければ、多少は売れるようになるかもしれませんが、あくまで稼ぎのメインにはならないと思います。かくいう私もヤーコンというのに手を出して大損した苦い思い出があります。ヤーコンは健康に良いといううたい文句で入ってきたのですが、いかんせん調理方法が分かりずらく、⇒⑦番外編・直売所で売るにはの続きを読む

⑥作物の売り先をどうするか?

2010.01.22(20:30)

 作物はただ生産するだけでは、暮らしていけません。作物を換金して初めて生活できるというものです。それにはキッチリ売り先を決めることです。色々な売り先があるでしょうが、どれも長所短所があります。それを私なりにまとめてみました。参考にしてください。

(1)直売所
 最もポピュラーな売り先といえます。TVや雑誌で扱われ、一般の人たちも耳にしたことがあるはずです。地方や都会近郊にも開店し、今や全国で完全に普及したといえるでしょう。入会規約もさほど厳しくなく、入りやすいので、新規就農はまずここからスタートするのが良いかもしれません。長所は、できた作物をそのまま店先に並べることができ、規格も値段も自分の思うがままにできるのがポイントです。短所は一定のマージン(売り上げの10%~20%ぐらい。店舗により差がある)を取られることと、並べる商品が季節ごとに重なりやすく、安売り競争になりやすいことです。全量買い取りではないので、売れ残りは自分で処理する必要があります。直売所の出品者は近辺の兼業農家(ほとんど家庭菜園レベル)の人がほとんどで専業はまずいません。ですから種まきの日がマニュアル通りに、全員キチッと撒くので、採れる日も一緒になります。そうすると商品棚は同じ品目で山盛り、山盛りだから売れない、でも自分のは売りたい。そうすると安売り競争の始まりです。「こいつが100円なら俺は90円、80円、70円・・・・・」どんどん下げるわけです。ひどい人になると10円、20円をつけたりします。10円で売れても手数料ン%取られたら、自分に入るお金は無いに等しいです。年金を貰ってる農家や他に職業を持っている兼業農家は、その直売所の稼ぎで暮らしているわけでは無いですから、良いのですけども、そうでは無い人たちはたまりません。この話はまた別枠で話しますが、直売所は売り先として、かなり良いです。

(2)市場出荷・農協(JA)に出す
 直売所ができてない一昔前には、JA以外に作物を売る場所はありませんでした。バブルの頃は、農協の旗が海外で何本も見られ、農協という日本語が海外でそのまま使えたくらいです。まあ知らない人はまずいませんね。農協に対して言いたいことは多々ありますが、まず純粋に長所は全量買い取りという事でしょうか。農家は販売、流通、消費を考えることなく生産に集中できることです。短所は無茶苦茶ありますが、まず超規格主義です。ちょっとでも長さや色、重さ、大きさが足りないと買い取ってくれません。しかも中抜きが凄まじく売り上げの60%は取られます。季節や天候により買い取り値が変わりますので、安心できません。ある大根農家が1000本市場に出したところ、口座に入った金額はなんと⇒⑥作物の売り先をどうするか?の続きを読む

⑤番外編・地方行政を頼りにするな

2010.01.20(20:08)

 地方には色々な行政が存在します。が、ほとんど頼りになりませんし、基本的に税金泥棒です。地方は産業もなく、人口の流出と、この不景気で過疎化が凄まじいスピードで進んでいます。特に才能豊かな若い人は99%都会に出ます。当たり前です。仕事が無いのですから。その残った人たちが公務員などに勤めているわけですから、使えるはずはないでしょう。
 地方公務員はほとんどコネで入りますから、一般で受けてもほとんど落とされます。一時期新潟の方で問題になりました。テストを自己採点すると満点なのに、落とされた理由はなんなのか?と聞くと、行政は「地元の人ではないから」と言って、一蹴しました。つまりコネさえあれば無試験で入れるわけです。まあそのコネは町議クラスじゃあキツイですね。せめて町長、市長、県議くらいのコネがないと。ですから、そんな何も苦労していない人たちがボ~と、仕事しているのですから、ダメダメです。
 これから書く人たちは40才を超えると年収が1000万越す人たちです。そのくせまっっっっっっっっっったく働いていません。地方交付税が減らされて、どうのこうの言う前に公務員の数を100分の1にしたらどうでしょう?税金のほとんどが公務員の給料で消えているわけですから。
 私の住んでいる千葉県は、去年から横領騒ぎで問題になっています。県全体で戦後から横領して金額は30億円以上と言われてますが、実際は3兆円以上と噂されています。3兆円ですよ?警察、消防、先生、千葉県の公務員全てが横領してきたのです。2010年1月現在、民主党の小沢を、たかが4億円も使途不明金で大騒ぎしてますが、そんな微々たるお金で騒ぐより千葉県の横領をもっと問題にしてほしいです。なにせ金額のケタが違いますから。話がそれましたが、それでは地方に暮らしていく上で、付き合っていかなければならない、公務員を書いていきます。⇒⑤番外編・地方行政を頼りにするなの続きを読む

④地方(田舎)に住むときの注意

2010.01.18(16:57)

 皆さんは田舎をどうイメージしていますか?のんびりしていて、人がほがらかで、優しく、空気が良くて、水も美味い、すばらしい場所と考えていませんか?今述べた、半分以上は間違った認識ですので、あしからず。農業を始めるときにみんなが苦労する田舎住まい。その実態と、私の経験からの注意点を書いていきます。ちなみに書いている田舎の人たちは年齢は50才~90才ぐらいの人です。若い人はそんなに感性が変わりませんが・・・・、「朱に交われば赤くなる」というように、都会に住んでいる人とは微妙に違います。

(1)田舎の人たちは、基本的にケチ
 まあ都会にもケチな人はいますが、田舎はその比じゃないです。小作人時代からの名残かどうかは知らないですが、モノや土地に異常なこだわりが見られます。まず自分の土地にあるモノは全て自分のモノで、石ころ一つ人にあげるのも惜しがります。そのくせいつも、誰かが何かを盗ったと被害妄想になっている人も多いです。ですから、もしこの人たちからモノを貰ったら、その日か次の日には、お返しをしましょう。少しでもお返しが遅れると、回りの住人に礼儀知らずと触れ回ります。だから「何かモノを貰ったらすぐに何か返す」というのを徹底しましょう。

(2)田舎の人は、お調子ものが多い
 田舎に行き、新規就農してよくあるのが、機械の貸し借りです。これは特に気をつけましょう。結構大問題になるケースが多いです。新規就農してすぐで、回りの住人に挨拶を、して事情を説明すると、何件か「ウチはもうあんまり畑はやらないから機械を貸そうか?」もしくは「機械でやってあげようか?」ということを言ってくる人がいます。ここで素直に「じゃあお願いします」と言って、借りたり、やってもらったりすると・・・・・、大変な事が起きます。まず機械を借りて、返します。すると、⇒④地方(田舎)に住むときの注意の続きを読む

③農業に必要な道具

2010.01.18(09:48)

農業はほとんど人力で行う作業が多いですが、その中でもこれだけは必要だと思う道具、機械を書いてみました。

(1)軽トラック
 もうこれが農業で一番というか、無いと生活できません。あらゆることに使います。移動、商品輸送、堆肥を積む、など絶対に必要なモノです。
 よくブログやネットで、車は中古で十分というのを見ますが、私はお勧めしません。何を隠そう私も中古で軽トラを買いました。MT、4WD、エアコン付、5年落ちのを50万で買いました。そしたら故障が多いの何の。まず車検がすぐ切れるので、5万。次に搭載コンピューターが壊れ、メーカー修理で11万、タイヤが丸坊主で5万、プラグ交換で2万、その他ちょこちょこ、壊れました。「貧乏人の銭失い」といいますが、まさにそのとおりになりました。安いモノを買ったつもりで、実は損しているのです。
 中古は確かに安いですが、前オーナーがどういう使い方しているのか分からず、型も古いです。ここは思い切って新車を買いましょう。新車は内装がキレイで広く、使いやすくなっています。現在車業界が販売不振でかなり安く買えると思います。ホンダが新しく出した軽トラもかなり良さそうです。100万も出せば十分でしょう。オプション⇒③農業に必要な道具の続きを読む

②農業の系統を選ぼう

2010.01.16(20:41)

 一言に農業といっても色々な系統があります。私なりにまとめてみましたので参考にしてください。

(1)米農業
 もはや農業の代名詞と言ってもいいでしょう。お米を作るのが主な作業です。ですがこの職種は新規就農にはお勧めしません。前に書いたように、先行投資の値段が高すぎるのです。大体2000万以上かかります。しかも回収するのに10年近くかかりますし、現在米の買い取り価格が昔に比べ三分の一以下になり、かなり厳しいです。ほとんどの米農家が別の仕事を持っているか、年金を貰いながら暮らしている兼業農家です。もし選ぶなら農地の広さは最低10ヘクタール(約33000坪)は作らないと暮らせないでしょう。

(2)野菜農家
 野菜農家は二種類あります。ハウス農家と露地野菜農家です。ハウス農家は主にビニールハウスでの生産を生業とします。野菜というとハウスで作るイメージが強いかもしれません。規制緩和で企業の参入が許され、屋内での野菜工場とかができましたし。土を使わない水耕栽培などもハウスです。⇒②農業の系統を選ぼうの続きを読む

①農業を始めるには・実践編

2010.01.14(16:43)

農業を始めるために、まず場所を捜そう
 さあ農業を始めようとしても、耕す土地、住む場所がなければ前に進みません。ちなみに場所がキチッと決まるまでは、仕事を辞めない方が良いかもしれません。なぜなら、農地を捜すのが一番面倒で、手間がかかり、超絶苦労するからです。なぜ新規就農が増えないかは、主にこれが原因です。TVや雑誌、新聞などで休耕田が問題になり、農地の空きが、全国で埼玉県ほどの広さになっているというのは、よく耳にします。確かに私の回りも休耕田ばっかりですし、近くの農家に跡継ぎは誰一人いません。ですので、農地は余っていて行けば、すぐ貸してくれてたり、買えたりするのだろうと、誰だって思います。事実私もそうでしたから。⇒①農業を始めるには・実践編の続きを読む

農業の悪いところ

2010.01.13(13:28)

 農業は苦しいことが、かなり多いです。サラリーマンに比べて多少楽な事もありますが、自然に触れられながら好きに暮らすというのは、見当違いなので、あまり夢見ないようにしましょう。
 最近は新聞、TV、雑誌など様々な情報媒体に農業が紹介され、ちょっとした農業ブームらしいですが、私の知る限り、ここ3年誰一人として新規就農に来ていません。これは、これから書く農業の悪いところに関係しています。長くなりますがお付き合いお願いします。⇒農業の悪いところの続きを読む

農業の良いところ・わるいところ

2010.01.12(20:59)

 さて私的には農業はほとんど悪いとこばっかりですが、そんなこと言ってると新規就農が一人もこなさそうなので、良いところから。

①農業の良いところ
 やっぱりなんといっても、自分で全部できる!コレに限るでしょ!上司もいないし部下もいない、怒る人もいないしね。働けば働いた分は利益が出るし(経営の仕方にもよるが)、その逆にサボった分はモロにきます(これもやり方次第)。休みが好きに取れる。冬は作物が育たないので、あんまりやることがない→そのかわり冬は収入激減。夏はその逆で鼻血がでるぐらい忙しい→収入超UP。暗くなったら大体仕事終わり。飯、風呂がサラリーマン時代より美味さ、気持ちよさ倍増。税金が自己申告なので、まず払わなくていい。生活のほとんどが経費なので、税金を引かれる理由がない。そういう意味ではサラリーマンは不利だな。ちなみに参之助は、国民健康保険が月々2000円です。農地も固定資産税はタダみたいなモノなのでOK。食べるものには困らない。なにせ売れ残りは全部自分で処理しなくてはならないから。米も回りが死ぬほど作っているので、格安で買える。30キロで8000円ぐらい。あとは細々ありますが、まあ大体こんなカンジで。

次は悪いところです。ありすぎて書ききれるかなあ。

2010年01月

  1. ⑧番外編・参之介が薦める直売所で売れる野菜(01/28)
  2. ⑦番外編・直売所で売るには(01/28)
  3. ⑥作物の売り先をどうするか?(01/22)
  4. ⑤番外編・地方行政を頼りにするな(01/20)
  5. ④地方(田舎)に住むときの注意(01/18)
  6. ③農業に必要な道具(01/18)
  7. ②農業の系統を選ぼう(01/16)
  8. ①農業を始めるには・実践編(01/14)
  9. 農業の悪いところ(01/13)
  10. 農業の良いところ・わるいところ(01/12)
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