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新規就農のススメ

新規就農をして、感じたこと、思ったことを、趣味や愚痴とともに好き勝手に書いていくブログです。これを見て、農業を始める人に、少しでも参考になればと考えています。

農業研修をするなら

 何度もこのブログで書いていますが、私は農業研修など必要なくて、とっとと自分の農業を始めたほうが良いと散々書いてきました。ですが、実家が農家でなく、親戚も農家ではなくて、始めてのゼロからの農業だと、あまりにも心細くて、寄るところもないので、まずは試しに研修したいというのは、凄い分かりまくります。なのでどうしても研修をするならば、こういう農家がいいよ、というのを私なりにまとめてみました。

 まずは自分がどこの県のどの地方で就農するかを決めます。これはかなり重要というか、これが決まらないと何も始まらないという、基本のなかの基本決定事項です。この事で何を作付けして、販売するというのも決まってきます。その県、その地方により作物の名産傾向や力を入れて特産しているというのが、ありますからそれらを無視してーというのはあんまりお勧めしません。地方にはン千年続いた、農業のノウハウが少なからず残っています。もちろん近年に特産化した作物も少なくありません。それでも、その地方にある微妙な特色もあります。気候も温暖地方と、寒冷地方で植える作物の傾向が全然といったレベルで違うので、注意が必要です。前置きが長くなりましたが、要するに就農するところと見当違いな場所で研修しても、ほとんど意味が無いということです。どうしても違う地方で研修する必要がある場合というのは、「その研修場所でしか得られない技術がある」ということです。農業でそこまでの技術はあんまし無いと思いますが、あるとしたら特殊なハウス農業とか、高級な果樹とか、資金が吹っ飛ぶくらいにかかる畜産関係でしょうか。それでも自分が就農する所と、違う場所で研修するのは、ほとんどメリットが無いと言えるでしょう。そもそも農業研修の最大のメリットは農業技術云々よりもその地方の人脈、コネクション、所謂コネを得ることです。なんだコネかと思われるかもしれませんが、農業に限らずコネというのは、商売の先行きを左右する重要な要因になります。農業研修を募集している農家というのは、その地方の農家で結構な有力者である可能性が高いです。ということは、農地斡旋や、住居探し、販売場所に大きく貢献できるということです。ゼロから参入すると、信用というモノがなかなかに付いてきません。地方だと、よそ者をごっつく嫌うので、更に大変です。それを研修先の有力者をバックに付けることで、てっとり早くその信用を得られるというわけです。これは大変なでかいメリットですが、諸刃の剣でもあります。つまりこの有力者から嫌われた場合、研修先で揉めたたりした場合は、その地方での就農はスペさるハードモードになります。その有力者が手を回しまくり、あらゆる邪魔をするという可能性もあります。補助金目当てで研修生を募集している、農家も凄まじい数で存在しますから要注意です。新興宗教系も多々ありますので下調べは厳重に・・・。

 ということで、わざわざ研修をするのですから、就農する地元で受けましょう。たまに自分の就農先と全然関係ない地方で研修を受けている人が見受けられますが、あんまし意味無いんじゃあないかな。就農の上手く方法はとにもかくにも、住居を見つけて、農地を得て、作付けして、販売先を見つけて、稼ぐ。これが全てです。年齢的に後がない人は、ゆっくり研修してる暇はないと思いますが。それでも研修するなら研修先選びは慎重に。スタートから大コケする可能性大アリです。でもまあ、研修先で失敗するようでは、その後の修羅の地方住まいは難しいかもしれません。地方暮らしに関しては、次回にでも。





この前の24号の台風は、こちらでは凄まじい塩害と暴風でした。私は夏野菜の作物はもう無かったので、被害は無し、でした。冬野菜も植えてませんしね。落花生は塩害と風に無茶苦茶強いので、収量に影響なしです。それはそうと、塩害は作物だけでなく、建物や、車に塩をムッチリかけていきましたので、塩は車にも、もろちんで良くはありませんから、水をぶっかけて、ササーと流してやります。1台5分かかりませんね。なんでこんな話をするかというと、台風が来てから、セルフガソリンスタンドの洗車場がスンゴイ長蛇の列なの。朝も昼も長蛇の列。多分ですが、車に着いた塩を落としに来ているのでしょうがね。その並んでいる時間があれば、家で流せないかしらね。それが2~3日続いたもんだから、地方の人は時間があるんだねえ。

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今週の青山FMについて

今週の青山FMは、15日(土)のが悪天候が予想されるため、16日(日)に出店します。よろしくお願いいたします。

農地パトロールに行ってみた結果

いつものように平常運転で、農業委員会には議題がほとんどなく、会議が1分で終了しそうなので、農業委員の皆で農地パトロールに行くことにしました。ちなみに農地パトロールとは県か国からの要請で、「農業委員とかいう役立たず税金泥棒の連中をもう少しまともに働かせろや!」というお触れが出たらしく、普段から農地を見回り、不法投棄や、闇小作を摘発し、耕作放棄地を確認するという活動らしいです。

 ということで、委員の皆で外回りということですが、外は酷暑を超える絶暑なので、エアコンをムッチリ効かせたマイクロバスで見回ります。私は今更、既に滅びかけている、この地元農地・農業を見回っても収穫なんてないだろと、タカをくくっていましたが、やはり見回って見るもんですね。想像以上に荒廃しまくっていました。これは耕作放棄率80%超えているんじゃあないかな?獣害も半端ないし、高齢化というか、集落の存在がもうね、限界集落をとっくに超えているねえ。そんな感じで見回って、バスの中でも、農業の話題で多少盛り上がったので、これは会議室に戻ったら、久しぶりに地元農業の農政の話し合いになるかなと、結構期待したんですが、いざ会議が始まると、まずは今年の研修旅行をどこに行くかの話題と、今日、行われる暑気払いと称した超ボッタクリ飲み会の話題でした。もうね、さすがというか、想像の遥か上というか、後ろというか。ああ、腹は立ちませんでした。頭にも来ませんでした。そうそうこんなもんだよな、と思いながら、委員会自体は終了していたので、とっとと帰りました。あの地元農業の現状をまざまざ見てきて、話す内容が、自分たちの趣味旅行の話だけ。とっとと滅びていいよ、こんな農業と行政。存在自体が害悪そのものだ。この話を色んなとこで他の地方の農家さんと話すと、「ウチの地元も同じよ」とそれぞれ違う県の10人ぐらいから、言われました。この国の農業というか、農政に未来なんてあるはずがねえ。



しかし、あれですね、あの自称コワモテの人ってなんで皆、どっかのボクシング協会会長みたいな格好になるんでしょうね。色付きの眼鏡、マフィアみたいな帽子、首にデカイ金鎖、どこで売ってるのか怪しいスーツ、腕にはこれまた大きい時計、夜店で買うような派手な指輪、ああいう人種の服装に関しての共通なマニュアルでもあるのかしら。

7月28日の青山FMについて

7月28日(土)の青山FMは台風の影響で大雨が予想されるため、出店しません。翌日の29日(日)に出店します。よろしくお願いします。青山FMのHPでは、私の出店が28日に変わらず表示されてますが、出店は29日です。

意識高い系、農家

新規就農で鼻息が荒く、地に足がついていない若手?な農家さんの特徴をまとめてみました。私はこれらを総称して「意識高い系農家」と勝手に命名しました。それかエコ農家かな?以下に挙げている特徴は私が適当に独断と偏見で決めたものです。他意はバリバリありますが、そこらへんは流してお願いします。


①無理目な有機農業を目指している。

②SNSをやっていて、インスタにハマっている。

③詐欺臭いクラウドファンディングを結構な頻度でやっている。

④将来的には農家民宿や、農家カフェをやりたいと思っている。

⑤借金をしている。

⑥補助金をもらっている。

⑦NPOくさい。

⑧妙な精神論が好き。

⑨農薬や、化学肥料を心の奥底から憎んでいる。

⑩自己啓発系の本を読みこんでいる。


こんなもんかな。解説しますと、

 ①、⑨はとにもかくにも有機農業が至上な農法で、大儲けできると信じまくっていて、病害虫が大発生しようが、作物が全滅しかけようが、全部自然の流れとかなんかで、絶対に農薬関係に手を出さないという感じでしょうか。今年だっけな?知り合いの有機コメ農家で、水田にザリガニが大発生したそうです。ザリガニが水田に沸くと、定植したての若苗をハサミで全部切り倒してしまいます。それで困ってしまいました。手で取っても獲り切れないし、新しく苗を植えても、すぐに切られて倒されてしまう。私は農薬を使用することを薦めましたが、頑なに断られました。結局本年度の収量は絶望的となりました。何故そこまで農薬を毛嫌いするのでしょうか?こういう人は風邪ひいても薬を飲まないのかなあ。ああ、漢方薬とかでごまかすのかな。とにかく農薬は使う所を間違えなければ、すっごく便利なマテリアルです。あんまし、農薬=悪と簡単に決めつけないように。でも、こういう人って「奇跡のリンゴ」とか凄い読み込んでそう。

 ②、③についてはとにかく目立って、自分を褒めてもらって、宣伝して、商品を高く大量に売りたいというのが、透け透けで見え見えなので。宣伝も、自分の商品を高く売るというのは、かなり大事ですが、方法が微妙に間違っているような気もします。クラウドファンディング自体も詐欺の臭いしかしないので、怪しさ大爆裂です。あれにホイホイお金をぶち込む神経が私には分かりません。宝くじとか、パチンコよりも返金率が悪そう・・・。

 ④は単なる流行りに乗っかっているだけの気がします。長続きしなさそう。

 ⑤は強気な営農計画で、農協か、地銀から結構な額の資金を借り入れてしまっている。これは、最近地元でも地銀が地方創成資金?再生?だっけかな。そんなんで数億を3年間利子据え置きで貸し付けているんですが、それを地元の畜産とかが使っていて、最新設備の畜舎を建てまくってんですよ。なんか、県にも数件しか所有してないいない、ハイパー全自動・乳搾り機とかね。先日欧州とのEPAも調印されて、TPPも可決されて、アメとのFTAも始まるかもしれないのに、国からも日本の畜産は大打撃を受けまくるとか言われてるのに、よくもまあそこまで冒険できるのかと思いますよ。なんかあっても国が補助金で助けてくれると思ってるいるのかしら?もし国が自国の農業を大事にしているのなら、こんな条約は海外と結ばないと思うんですがね。さてどうでしょうかね。地元の地銀は畜産でなく、一般の個人業のレストランとかにも貸し付けていて、数億借りてどんなレストランを作るのかと思ったらパンケーキとかピザとか、スパゲティとかの渋谷っぽい店。おいおい、こんな猪とキョンと猿がうろうろしてて、平均年齢が70歳を軽くオーバーしていて、人口が2万いくかいかないかの、全開で消滅可能性地区にバッチリ載るところで、パンケーキねえ・・・。飲食店は人口が最低10万人いないと、商売にならないと言いますが、上手くいくのかなあ?

 ⑥は補助金は自立心とか、創意工夫が育たなくなるし、行政の介入がいちいち面倒なので、お勧めしません。

 ⑦はこれも農業でNPO=詐欺かインチキという図式が成り立つぐらい信用なりません。

 ⑧は愛とか絆とか、人との繋がりとか新興宗教くさい感じの。

 ⑩はジョブズがビルゲイツが、ホンダがトヨタがワタミがユニクロが、こうして商売が上手くいったから、あなたもこれを読めば上手くいく系のなんだか中身がみんな似たり寄ったりの本を本気で読み込んで納得してしまう人種。起業した9割がほぼ3年で倒産している事実は、どういうことでしょうかね。


以上です。新規就農で以上の事に半分以上チェックが着いたら要注意!でもないですが、所詮私が適当に書いたことなので、でもまあどっか頭の片隅に置いといてください。

 

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